FaOI、ゆづ以外のスケーターさんも素晴らしかったので自己満足的に感想を書きます~

ほんとはすべてのスケーターさんを書きたいし仙台と神戸それぞれ分けたいのですが、時間もないですしブログ的にも需要がないと思うのでwまとめて独断と偏見で印象に残った方を



私はスケオタではないですし、(ブログ読んでくださっている方はご存知と思いますが)感覚的に演技を見ているのでそれを踏まえてお読みくださると嬉しいです


メモなど一切取っていませんのですべて自分の記憶と感覚頼りです(/.    .)(違ってたら教えてね♪)



ではでは順不同で!





さっとん

私、仙台で初っ端に彼女見て、もうびっくりしたんです

暗転の中、リンクに出てきて、パッと明るくなって演技始まった瞬間の彼女を見て『え…!?』ってなって

一瞬誰かわからなくなるくらいだった


と言うのも、私が見たさっとんの印象は2017年NHK杯の姿が強くて…(ゆづがケガしたあの大会ね。私現地にいて女子も見てました)

最終グループ6練で氷上に散らばる選手たちの中にいたさっとんは…すっごく小さく見えたんです

こう…体の大きさがっていうのではなくて、なんて言えばいいのか難しいですけど…リンクに対する存在の比率が小さく感じたんですね

だから、素晴らしい演技だったという印象と共に“小さい”っていうのも強烈に残っていて


それが、FaOI仙台でパッと演技始めた彼女の姿が、『おっきい…!』って思ってびっくりしたんです


えー!えー!さっとんこんなにおっきくなった!ってめちゃめちゃ衝撃だったんです

もちろん体の大きさなんてほぼ変わってないと思いますし、試合とショーのリンクの大きさは違うと思いますが、そういうんじゃない

あれは…多分…経験かなぁ?

存在自体が大きくなっているように感じましたし、発するものだとか内から滲み出るもの、纏っているものが格段に大きくなったんじゃないかって思いました



さっとん…こんなになるまで…ってちょっと泣きそうになった


あんな風に見える姿が変わるなんて、どれほどやってきたんだろうって



演技もね、もちろん大きく見えた


ずっと大きいままだった



そして、あれはシンドラーのリストかな?

もう鳥肌立ちながら見てました



修道女が心の調べを表現していくみたいな…言葉にならない、言葉にはできない、してはならない想いのようなものを全身で表しているように見えて…

想い自体が舞っているようだった


そして最後は、水面に浮かぶ一輪の蓮の花が咲いたように見えました



素晴らしかったです、さっとん





紀平ちゃん

初めて実際に見たのは2017年FaOI

あの頃は、新生、フレッシュ、流星みたいな初々しい印象でしたが、(それでも演技中の視線がしっかりしていて、上の空にならずに意識をちゃんと持続させて演技しきったって当時書きました。)今回はそこに自信と経験が重ね合わさっているように思えました

重みが出てきた

演技にも存在にも


これからどんどんどんどん厚みを増していくんだろうな…そんなことを思いながら見ていました


彼女のショーナンバー?エキシビナンバーの選曲、好きだなー

前はクリーンバンディットのシンフォニーでしたし、今回は私が大大大好きなシーアのザ・グレイテスト

これ結構難しい曲ですし、曲が作られた背景含め込められたメッセージ性も10代の子にはなかなか世界観が重いと思うのですが、彼女さすがだなって感心しました

しっかり滑りきる(拍手)





坂本ちゃん

きれい!

全体のスケートが途切れない!

ジャンプ前からジャンプ後の続きがめちゃくちゃシームレス

ほんっと一続きだなって思いました


引き込む力あるねー、彼女

試合見てみたいな(*^^*)





あっこちゃん

去年の風の精霊が印象強かったですが、死の舞踏の真逆を行く感じの滑りも上手だなって思いました

この両極をどちらも表現しきるってすごいなって

やっぱり“客を誘う”のうまいなって思いながら見てました





メドちゃん

2017年NHK杯で見た印象が強くてね

当時の記事にも書きましたけど、『その座は絶対に譲らない』っていう気塊が動いているみたいだった

それは、今はないなって…当たり前なんですけど^^;ショーだからね


でもなんて言うか…こう…今回のFaOIは“発している”演技というよりも、人々の思いの中を泳いでいるように見えてね

見に来ている人、自分に向けられているあらゆる思いを“受けて”滑っているように見えた

私感ですけど、“受けとめて”じゃなくて、“受けて”滑っているように見えたんだな


吸収しているようにも見えたな

過渡期…そんな言葉もよぎりました


演技後、全方向にリンクをサーっと横に流れ挨拶してくれて、たくさんの人に顔を見せてくれたよ

これをしてくれたのは彼女だけだった

端にいる人も近くに来る瞬間があって嬉しかったと思う





リーザ

もう…独特!

なにあの無重力の中を生きているかのような動きと姿!

水中に帯が舞うような…水の中を漂うようなスケートの印象


手がね、めちゃめちゃきれいで美しい動きするの

独特だなぁと思って視線奪われました


ジャンプだって重力ない中跳んでいるように見えましたし、まぁ助走を感じさせないなって

軽くて彼女しか出せない空気感を纏った演技でした

これ、試合とかでも印象に残るという点では最高だなって

誰とも違うって最強の武器じゃね?って思いました


そして、あの末延さんのしぶきが上がるバイオリンの音色と迫力、エネルギーと圧に食われてなかったの、リーザさすが!って思いました





ザギちゃん

わあ…少女だ…っていうのが第一印象でした

初めて見たんですけどね、ザギちゃん

テレビの印象だともっと大人びてて年齢よりグッと上に見えてたから

でも実際は、子ども…すごく年相応に見えました

なんて言うか…スケートを通しても“かわいい”っていうのがすごく強烈に入ってきて、こう…テレビの印象と実際のあどけなさとのはざまで、まわりの大人がしっかり守ってあげなきゃなって、なんかそんなことを思いました

でも一本通っているものはめちゃめちゃ鋭くて強固でしたけどね

それはもう大人並

ちょっとこっちの身が引き締まるくらい強かったです

なんか、突くような鋭さ持ってるね

あれはやっぱりこれまでの日々と五輪金メダリストとして過ごしてきた時間が作り上げているのかなぁ


リンクを滑るスピードが速くて、結構きわきわまで滑ってって、え?それジャンプ跳べるの?!って思ったところでポーンと跳んじゃう

そして決める

ああいうの見ているとアスリートだなって思わされました


表現の円熟味含めこれからがすごい楽しみ!





のぶくん

ゴーストはこれまでののぶくんの印象とは違ったものを感じたなぁ

情景が目に見えたというか…守りたいっていう包容力のようなものと、見守るっていう父性のようなものを演技から感じました

これのぶくんの実体験も生きているのだろうな…そんなことを思いました


結構要素も詰め込んでいてハードそうだなって思ったんですけど、完璧に滑ってくれました

のぶくん4月にはストレスからの原因不明の熱で苦しんでいたんだよね

ほんっと!努力でここまで持ってきたんだなって実感しました

ノーミスって見てる方も嬉しいよね

ありがとう、のぶくん





ジェフリー

私、曲とか背景とか全然知らないのですが(ごめんなさい!勉強不足(T ^ T))、今回のジェフのプログラムはジェフ自身の人生を見ているような気になったな

ちょっとね、ゆづのOtoñalを思い出したの

秋っていうか、人生の段階においてこれまでを振り返りつつ、内省をしつつ…少しノスタルジックな感じになる

そして、これから…っていう先に向けての希望を感じるというか

だからね、ジェフの人生に触れたような感覚になりながら、ゆづを想うような時間でもありました





ジョニー

もうあのどピンクとショッキングオレンジの衣装きた時ガッツポーズしました、私ww

やったーーー!って

まるでレディーガガのような色使いと奇抜さ

ああいうの着こなす人大好きなんです

一歩間違えれば危険な衣装なんですけど、あれを不潔感なく魅せながら堂々と着こなしちゃう

好きだーーーーー

ヘアスタイルからメイクからすべてが整えられていて、完成されてたなぁ…

Fuegoも好きな曲で体が動いてしまったw←血が騒ぐ

あー、一緒に踊りたーい!って


そしてジョニーのスピンを見ているとゆづの姿と重なって…

ああ…この人がいなければ今のゆづはいなかったかもしれない…そんなことを思ってウルっとしてしまいました

ゆづ、あんなに小さい頃にジョニーの美しさに惹かれたって…その感性もすごいよなって思いました





テサモエ

もう別格ですね

出てきた時からできあがっているというか…完全に纏っているというか…自分たちの空気を作り上げている

あれは自然に滲み出るものなんだろうなぁ


ペアのスイハンと少し空気が似ているなと思ったんですけど、こう…ふたりでひとつっていう合致感

このハマり具合と、演技中ピタっと吸い付いて離れないところと自然と離れてゆく緩急が見ていて心地いい

なんか究極を見ているような気になってくるんですよね、テサモエやスイハン見ていると

極みまで到達した人たちの世界観に触れたような感覚になって、自分の奥深くが揺れて自然と涙が出てくるんです


これって何なんだろうなぁ…

ちょっと神様を感じるというか…神の存在をすごく自然と見せてもらっている感覚になるんだな



テサモエのNever Enoughはまるで祈りのようで…笑顔で美しく表現するテッサが女神のように見えて涙が流れました


美しく咲く花がテッサ、それを支えている幹がスコット

ふたりで大樹のようでした


なんか、スケートから愛を感じたんだなぁ…





ボロトラ

ロシアのペアなんだね(ごめんなさい(T ^ T)よく知らなかった(T ^ T))

私何も知らなくて、でもお顔は見たことがあるなぁと思って演技見てました

演技中にね、キス?したんだよ!(そう見えただけかな!?)

え!?って、あれ?今キスした!?ってびっくりしちゃって(●゚ロ゚●)

この方たちパートナーなのかしらー?なんて思いながらも(すみません!んっと何も知らなくて(T ^ T))、でも演技から…家族愛みたいなのを感じて、すごくあったかい気持ちになったんです

壮大な愛を一糸一糸丁寧に織っていくみたいな…その日々こそしあわせ…そんなことを演技を通して感じていました





プル様

やっぱりやっぱり皇帝ですね

気高く品のある演技は不動ですし、引き込む力も観客を楽しませるサービス精神もさすがです

思ったんですけど、プル様って自分に求められている“像”をちゃんと理解していて、そこに強く皇帝として生きている部分あるのかなって

自らが貫いてきた部分と、他者が求めるものとを一身で一体化しているなって

それができるのがプル様だよなって


そういうの考えると、やはりこの方すごいなって心底思いました



リンクインして暗転の中をギュッギュッとスピードつけて駆けてく姿はゾクッとするくらいかっこいいです





ランビ様

やっぱり『風』…この方を見ているとそのワードが出てくるんだなぁ

去年は爽やかな風のようでしたけど、今年は芳醇な香りのしそうな風というか…香ってくるようだなって思いながら見ていました

演技見ながら香りを感じるって、なかなかないよなぁとか思いながら

そして、シューベルトかな?滑っている時の彼はまるで音楽そのもののようで…楽譜から音符が出てきて氷上で舞っているように見えて…

奏でるってこういうこと言うんだなとか思いながら見とれていました


やっぱりね、前も書いたけどゆづと似ているわー

神戸でランビ様が演技前にロングサイド側で立っているの見た時、本気でゆづかと思ったんです

衣装も少しバラ1寄りだったから、見間違えるほど似ていました

でも姿形だけじゃないんだな…似ているの

なんだろう?やっぱり質かなぁ?元々持っている本質的なもの



今回FaOI中に唯一私が声出しちゃったのランビ様だったんです

で、出ちゃった…//////

漏れ出ちゃった…//////


出そうと思って出てないし、キャーキャーワーワー言うわけでもなんですけど、もうランビ様の世界観がすごすぎて…恍惚とはまさにこのことっていうか…その風に撫でられたような感覚になって自然と声が出ちゃったんですねぇ…

ちょっと自分でも驚いたけれど、なんか…その漏れ出た自分の声が自分の耳に入ってくるのがまた気持ちいいっていうか…快感にも感じて…

ああいうの初めての体験だったなぁ



会場もすごかったですね

もうランビ様が滑ってくところ湧き上がる歓声と観客席の色づきがありありとわかって

あれは…何色だ…?って思いながら見てたんですけど、ピンクでもなくて…桃色でもない

ランビエール色…そう、ランビエール色だなって思いました


独特

誰のカラーでもない


その染まり具合もきれいだなって演技後思いました





ハビ

最初ナハーロさんがステージ上で踊っているの見て、度肝抜かれた

オーラ?纏っている空気?がヤバい!

この方何者!?っていうくらいでっかくて強くて異質

なんか“気”でその場を制圧してしまいそうな雰囲気

で、ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ…ってナハーロさん超絶ステップ踏んでいるんですけど、上半身まっっっっっったく!動いてないんです(;゚; 艸;゚;)

まるで上半身と下半身が別物みたいな(;゚; 艸;゚;)

あんな激しくステップ踏んでいるのに、頭とか上半身は能の人が進む時みたいな静けさなんです

ピクリともしない

絶対コップに水を満タン入れて頭の上に置いてもこぼれないと思う

あれどうなってんの!?って思って釘付けでした



ハビが出てきて、ナハーロさんの隣で振付けを踊る

なんかね、そのふたりを見ていると…なぜかゆづと萬斎さんのように見えたりして…

師弟じゃないですけど、その関係性と極め人からの伝承のようなものが重なりました

(思ったけれど、萬斎さんとナハーロさんどこか似ているなぁと。なんだろ?根を張った威厳みたいな…“気”かなぁ?)


氷上で滑るハビを見ていると、なんだかこれまでの姿とかユーロ7連覇とか五輪銅メダルだとか、いろんなことが頭に出てきて…

これをするために“結果”は必要で、それを手にして新たな夢と目標を実現しているんだなぁと思って涙が出てきました

よかったね、ハビちゃんって

これまでやってきたことが先に花咲くねって


これからどんどん実現していってねって思いました



氷上のハビと壇上のナハーロさん

それぞれにしっかりした型の上にある芸術を見せてくれましたし…お互いにリンクする動きは魂の呼応のようでした

フラメンコにも型があるんだなってすごくわかりましたし、体を“面”で動かしていく様がきれいで心惹かれました


ハビはフラメンコとスケートをその一身で融合し、観客に大きな世界観として伝えているなぁと


新しいもの…この異文化を日本で見せてくれたこと、貴重な時間になりました

ありがとう




ゆづ貼っとこ♡♡←本日初登場w


ってことで、スケーターさんについてザッと書かせてもらいました


読んでくださってありがとう✲*゚



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