ゆづを好きになって

いのちについて考えることは
確実に増えたと思う







その舞
その生き様

触れるにつけ


いつもたくさんのことを
考えさせられる





 
 
 
 




私は幸いにも

これまでの人生で
いのちの危険を感じたことは数度だけ





どちらかと言うと

人のいのちの重みは実感するが
自分のいのちの重みは…

あまりピンときていないのかもしれない












先日

たまたま目にした
このMAD




 
 
ワンオクの曲に乗せて
リンクする映像


涙が溢れて
止まらなくなった









当時、時代が時代とはいえ

お国のため
家族を想い

その命投げ打って
戦火に散った若者たち







どんな…気持ちだったろうか

その最期…一体なにを思っただろうか
















同時に

傷痍軍人であった
祖父思い出し




よくしてくれていた
戦争の話を思い返していた

(過去記事参照→この日に思うこと)





 
 
 
祖父の兄も
戦火に散ったひとりでした
 






もちろん
会ったことはないし

遺影での姿しか知らないけれど



祖父から聞くその人物像に
思いを馳せることは多かった














生前、祖父が言っていた


戦地でお兄さんに会ったんだと







お互いに徴兵され
別の部隊に配属され



異国の地で
数年ぶりの再会






すごい確率

ありえない確率





そしてその時に
お兄さんが言った言葉





『〇〇(祖父の名前)、お前は生きろよ。』





それが
最期の別れになったと










なんとなく…

お兄さんは自分のゆく先を…
感じ取っていたのかもしれません






弟である祖父に

言霊を授けて





散った









その後

祖父は戦地で怪我を負いますが
いのち助かったのは

兄(あに)さんが守ってくれたからだ』と
口にしていました












祖父は生涯
お兄さんのことを尊び

足腰が立たなくなるその日まで
毎日、朝晩と遺影に手を合わせていました


ピンッと背筋を伸ばし
深々と一礼を欠かしませんでした














実家に帰ると

まず私は
仏さんに手を合わせるのですが



教机の引き出しにね

このお兄さんの軍人手帳が
残っているんです





その、

最期の瞬間まで持っていたであろう

“証”







それをそっと手にとる度に

それを静かに開く度に



私は不思議と





『生きなきゃ。』って思うのです



『生きます。』誓うのです








普段はあまり感じていない

自分のいのちの重みと
この身に脈々と流れている血潮を



ありありと実感する







この方の血が…

私の中にも…流れているのか…と












不思議なんだけど

会ったこともない御先祖様に
生きるエネルギーをもらっている感覚

















生きたくても

生きられなかったその命





遠く離れた異国の地で


きっと
家族と故郷思いながら


尽きたであろうその命










自分が在るのは

先に生きた方々あってのこと





恥じないように生きなければ




心に誓う瞬間です










 
 
 
 
そして思う




彼に惹かれる因のひとつとして


その

いのちを削るような
努力の日々と



その熱に






私はどうしようもなく
心ひかれているのだと





そこに
いのちの輝きを見ているから

私は彼から
目が離せないのかもしれない








眩いばかりの
一瞬の煌めき








今日も

熱く燃えているでしょうか






きっと…だね
 

 
 
 
 
 
 
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