2015年7月13日 Sportiva記事より
一部抜粋
自身が経験した東日本大震災への思いを表現するプログラムを作りたいと考えていた羽生にとって、松尾泰伸氏が作曲した『東日本大震災鎮魂歌「3・11」』との出会いは衝撃的だった。
羽生は、一度聞いただけでこの曲で踊ることを決めた。
そして滑り始めると、自分の体の中に何かが降りて来るような感覚になったという。
プログラム制作中だった6月上旬、羽生はこう話していた。
僕はこれまで、いろいろなプログラムをやってきましたけど、何かのメッセージを届けるというのはあまり得意じゃないと思うんです。
ときどき、いろんな先生方に『自分の中に入り込みすぎる、もっと外へ意識を向けるように』と注意されたこともありました。
でも、この新しいエキシビションプログラムに関しては、僕の経験やその時の感情をそのまま込める演技にしようと思っています。
完全に自分の中に入り込んで、その世界に自分の体や気持ちなど、すべてを溶け込ませるまで滑り込みたいと思っています。

振り付けの宮本賢二先生とは『こういうイメージでやろう』というのは固まっています。
でも、『これを受け取ってほしい』というのは考えないようにしようと思っています。
アイスショーというのはナマ物ですし、そこで作りあげるイメージはその時限りのものでしかない。
だから、観ている皆さんには、その時感じたことや、その時に思い浮かんだ風景とか、心の中に浮かんできた思いなどを大切にしていただいて、それぞれの記憶に少しでも残してもらえれば、と思っています。
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②へ続く
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