Vol.550 間近で見るマラソン | アスティアのひとりごと

アスティアのひとりごと

ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

朝からヘリの音がうるさいな。

 

だって、本日は2月9日(日)

愛媛マラソンがある日です。

 

スタートして一団が勢いよく走りだし、ゼッケンの番号がない招待選手や番号が早いゼッケンの実業団選手の集団に、ピカチュウの(帽子と尻尾を付けたライトな)格好をした仮装ランナーが食い込んでいるなど、ガチ勢の中に混じる違和感がまた面白くて、見てしまうとついつい最後まで見入ってしまいます。

 

 

昔はそんな大会に参加してみたいなと思っていました。

エントリーできたマラソン大会は自分がどこまでできるかのお試しで10キロのものでしたが、靴も買って、(残業続きで帰宅が遅くなる部署のため)時間がない中練習して、気持ちは前向きでありました。

しかし大会2日前に娘が生まれたためやむなく不参加。

それ以降は家族中心の週末となったため、特に再起しようとも思わず時が経過しました。

 

 

2023年自転車事故で肺を破裂させてからはたまにリハビリ感覚で走りますが、年のせいなのか、古傷のせいなのか、決まったペースでの走行は3キロで苦しくなります(^^;

 

 

 

…結局憧れのままで終わってしまったものです。

 

 

子供らは「学校の教頭先生が走るって聞いた」といっており、教頭先生と自分たちが知っているキャラクターに扮装しているランナーを探すことに一生懸命で、じーっとテレビを見ています。

 

今日は交通規制もあってマラソンエリアではない方角へお買い物。車の中でも続きを見ています。

どうせなら近くで見れる場所へ行ってみようと思い、ショッピングモールでお昼を摂った後コースの沿道に向かいました。

 

 

すでに5時間を経過し最後のペースメーカー(6時間)の前のランナーしかコースには残っていません。

「早く帰りたい!」子供たちは買い物と昼食で自分たちが満足すると、不満げにそう言い放っていましたが、いざ沿道にたってその姿を見ると、目が釘付けになってしまったようです。

 

 

 

 

ゴールできた参加者や任務を終えたボランティアが沿道を歩いてそれぞれの場所へ戻っている姿もちらほらあり、お祭りの熱気も冷め始めている最中ではありますが、歩きながらでも前に進む人、テレビで見えた仮装ランナーの人、沿道の声援に明るく応える人、様々です。

 

一度は「そろそろ帰ろうか?」と声をかけたものの、返事もなくいつまでも沿道でランナーを見ている家族らでしたので、気のすむまでしばらく待ちました。

沿道の応援隊も減って祭りも終わった雰囲気の中、苦しい思いをしてでもゴール目指して進んでいる姿に対する静かな応援なのか、テレビという非現実にいた人らが目の前にいる事への興奮なのか、子供らはどう思ってみているのだろう?


決まって口をつく言葉は「ガンバレ!」ですよね。そばで応援しているみんなが持つ「純粋な想い」なのだろうと思います。

息子は「あの人たちはお昼ご飯食べているの?」と心配していますし、ランナーたちを色々と考えてくれているようでした。連れてきてよかった。

 

「明日教頭先生足引きずって学校を歩いているかもしれないけど、会ったらお疲れさまでしたって言ってあげなよ。」と僕の言葉を多分理解してくれていると思います。