2022年2月に購入したオリエントスターのムーンフェイズ、RK-AM0001S。
美しいデザインと相対して、似つかわしくないほどの安い価格にとても驚き、時計貧乏でお金がない僕が「すぐに」購入した時計になります。
恥ずかしながらこの時計を購入&使用してみた感想を過去に記載しましたが、駄文長文を書き綴るほど惚れ込んでしまったものになります。
夏場の半袖時期だと両手付けは極力しないので着用頻度が下がりますが、一年を通してもほぼどちらかの腕にはついていたという時計です。
そのため一年ちょっとではありますがかなり傷んできおり、ケースの7時位置へりの部分のような欠けが時計全体に見受けられるようになりました。
右手に着けると書き物をする際、どうしてもデスクにごつごつとぶつかってしまい、余計な傷や衝撃を与える結果となります。そのせいなのか若干遅れ気味で2~3日で1分(日差カタログ値+15~-5秒)の誤差が気になるようになりました。
こんな使い方であることを伝え、調整と研磨をお世話になっている時計技師の北國さんにお願いしておりました。
精度は予想外なことに-5秒と範囲内でした。
カタログ値の真ん中になる様+5秒に調整してもらい、綺麗になって戻ってきました。
研磨の方法は良く知りませんがつややかすぎて汚い我が家が映り込みそうです(^^;
オーバーホールは使い始めて2年目であるので不要との事でした。
やっぱりこれからも使い続けたいオーナーさん方は、オーバーホールはどこでした方がいいのか?ムーンフェイズのような複雑な時計ともなると、高いのかなぁ…と一抹の不安が残ると思います。
見た目は派手ですが案外ムーンフェイズというのは複雑な時計ではなくって、月が描かれている盤には2つ満月が書かれており、それが59日目に一周するというメカニズムなので、クロノグラフのような複雑な組み合わせがなく、デイト表示のある時計に近いものになります。
セイコーエプソンのホームページから、メーカーにオーバーホール依頼を出した場合の作業工賃等のシミュレーションが可能なのです。
このようにオーバーホールだけの場合は3万円以下でおこなってもらえます。そこらの工房よりも安く仕上げてくれてメーカーの保証期間の延長もできるし、メーカーでのオーバーホールが一番安心できるのではないでしょうか。
メーカーも、”自社の時計を長い間愛用してほしい”という気持ちで価格を抑えている…と、そんな気がします。