オリエントスター、エレガントクラシックトノーという時計があります。
型番をWZ0021AEといいます。
これがとても気品あふれる時計でありながら中古実売価格は3~4万円というとてもお値打ち価格です。
昔の手巻き時計でこんなのがあったなというところをうまく再現している自動巻き時計で、僕のコレクション群でも主戦力の一員の時計です。
たまにきずなのは大きさだけで、それ以外の項目は全てが素晴らしいという高評価です。
この時計には3色のモデルが存在し、先に挙げたWZ0021AEはシルバーモデルになります。
・WZ0011AEというゴールドモデル
・WZ0031AEというピンクゴールドモデル
正直言って、ゴールドは二種類もいらないです…(・・;)
カタログ写真だから赤みがかった方がPGなのだろうと思うけど、実際の型番をキーワード検索して出てくる画像はさっぱりわからない(@@;
余りに見た目の差が分からな過ぎて、『無駄打ちモデル』だったかもなぁと反省点が残ります。
現在はこのモデルは終了しており、後継機種もなくトノー型はラインナップにありません…。
代表的なトノー型の時計のサンバースト仕上げ(ギョージェ彫り)は真円放射型ではなく、なんていうのか花びら型、ブロッコリー型の紋様です。
オリエントスターも例外なく、そのなじみ深い彫りを踏襲しており、非常に安心感を持たせているデザインに一役買っているのではないでしょうか。
アンティーク時計の黎明期によく見るブレゲ針もまた、クラシックラインには相応しい装備だと思います。
以上を加味した上で、後継機トノー型をつくるのであれば、今度は文字盤のインデックスをブレゲ数字でしてほしいな。
お手本になる時計がトノー型時計に革命を与えたあのフランクミュラーから出ていて…。
・ダイアルすべてにギョージェ彫りを施し、
・6時位置にスモセコを確保して、
・ブレゲ数字に当時の懐中時計に用いられていた針(ブレゲ、スペード、錨型、カセドラル)を合わせ、
・外周にはレイルウェイミニッツサークルもあれば…
僕はこの際、カレンダーもパワーリザーブインジゲーターも自動巻き機能もない本当に昔ながらの手巻きクラシックデザインを突き詰めたモデルでいいかもと思います。
さらにケースの色違いのリファレンス違いよりは、時間・分・秒針のデザイン違いでリファレンス違いの方が、別の時計のように見せることもでき、よりコンプリートしたいという情熱が傾きそうな気もします(^^
ちなみにこの時計は定価が150万円ほどしておりますが、オリエントスターであればその10分の1で仕上げることが可能だと思います。
ぜひとも生きているうちに、トノー型の復活が見てみたいと感じる一人であります(^^