Vol.321 かつての友、スカイドゥエラー | アスティアのひとりごと

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ヤフーブログからの続編としてロレックス、チュードルなど腕時計中心のブログです。またの名を 続・ミルガウス増殖計画

少しの間だけ持っていた時計がありました。

どうやら数が少ないレア時計になるそうです。

 

 

 

それは曇りのない輝きがあってあまりにも綺麗でした。しかし傷が目立ちやすく、僕にとっては普段使いの時計ではなかったものだったと思います。買ったからには使わなきゃ損!という性分なので買ったものの楽しめない…とストレスがかかっていた時計でした。

 

 

スカイドゥエラー326934

 

(ハンズに穴あき加工がされています)

 

 

この時計の良さは、ステンレスケース + ホワイトゴールドベゼルの最廉価グレードでありながら上級モデルと同じムーブメントを使っており、マニュアルカレンダーと第二時間帯を搭載しながらもエレガントですっきりしたデザインに仕上げられているところです。

特筆したいのはハンズ(針)に穴が開いており、最新型のムーブメントが入っていながらも時折アンティーク時計のようなたたずまいをも見せる一面があります。このあたりのデザインはさすがロレックス!とその優秀さはどのメーカーでも出せない魅力がありました。
 
 
ムーブメントはこのモデルの為に開発された自動巻きキャリバー「Cal.9001」
ロレックスの中で最も複雑なムーブメントのひとつで、ロレックスが新たに設定した高精度クロノメーター認定のため、精度も安心です。
リングコマンドと呼ばれるベゼルを回してカレンダーや時間を合わせるというロレックスでは初めての試みということで、”革命的な名機”になりうるものだと思います。

 

 

贅沢を言ってはいけないのでしょうが、僕の腕にも似合うサイズであればよかったのに…と一点だけ悔やまれます。

その経験があったから、大きい時計は購入対象外としてきました。ディープシーのDブルーもきれいな青文字盤なので、できればほしいけど自分の腕には似合わないから…と諦めもつきました。

 

ロレックス時計に総じていえるのは、そのデザインの秀逸さで、他のメーカーの時計がサブマリーナ、GMT、デイトナといった鉄板モデルに似ている時計を販売している点から見ても納得できるところであります。

スカイドゥエラーは文字盤への情報量が多くてごちゃごちゃしているように一見とらえられますが、バーインデックスなどシンプルを心掛けていて盤面は案外見やすかったです。このモデルも時計界に影響を与えるデザインになるのかなと感じました。