「ガチャ」といえば時計ではよくない言葉のイメージがあります。
腕時計に知識のある方々が用いる言葉ですが、「ガッチャ時計」と呼ばれるものがあり、意味するものはオリジナルパーツではなく、一部社外品または同じメーカーだけどモデルの違うパーツなどを組み込んで一つの時計として造ったものの総称です。おもにアンティークやビンテージ時計に多いです。
一部のパーツだけ社外品または、その逆の一部分だけオリジナルでそれ以外は社外品で作られたものになるので、当然オリジナルとは言えませんが、どこまでが社外品だとパチもの扱いでいいものなのか…僕の中でもこの存在があいまいです。
そもそも、ガッチャという言葉に合体の意味があるのか?合体ロボの効果音??この語源も知りません(--;
僕は詳しいことを知らないので、自分からオリジナルが怪しい時計を「ガッチャ時計」と発したことはなかったと思います…。
予想ですが、
”ガチャガチャの本体の中身(景品)はいろんな何かが入っているさまをとったのか?”
などとも考えてみたことがありました。
・・・という無理やりな前フリの後になりますが、
このまえ勢いで購入したガチャガチャの本体(玩具)ですが、子供たちが運よく祖父母宅で夕飯を食べているという日に到着日時が重なり、心おきなく開梱、組み立てをしてのレビュー記事になります。
できたぞ~!今回は重ねたり並べたりができるといううたい文句につられて2個買いました。本当は一個は子供たちで遊ぶ用で、もう一個は僕用での予定でしたが、いざ重ねてみるとそこそこの見栄えがあります。
スーパーや回転すし店の入り口に置いているやつにそっくりです。この形のガチャは僕の子供のころのものとは違っていて、なんとなくオシャレな雰囲気があります。2つ重ねても書斎の袖机位の幅と高さで、あまり部屋を圧迫しませんでした。
ちょっと動作確認をしますと…。お金が入りにくいです。押し込むようにして硬貨を入れなければならなくて、本体が軽い分傾いたり、重ねている上のマシンは落ちてしまいそうになります。子供の力では入れにくいかも…
ノブを回すアクションもちょっと硬くて子供が片手で回すには難儀しそうです。うまく回すコツを先に試しておいてよかったです。子供がそばにいたらまず触らせてくれないでしょうから。
ノブを何周か回して、ガリガリッと大きな音を立ててカプセルが出てくる様子は、本物と遜色ないくらいの出来栄えとなっておりました。
しかし、面白かったのはほんの一瞬で、からっぽのカプセルではすぐ飽きてしまいます。今後は中身を検討したいと思います。子供用としては、アクセサリーやミニ駄菓子を詰めるとして、大人は…あの小さなカプセルに入る程度で「欲望を満たすもの」なんてない気がします…。
腕時計を収めようと試しましたが、直径50mm中に納まりませんでしたので入れたいものが見当たりません。
それに僕の場合、買って満足したという気持ちが大きく、これから楽しもうにならないかも…。月の小遣いの半分を消費した購入額だっただけに、ちょっともったいない買い物だったと感じます。
これを買った人に聞きたいです。大人が使って喜ぶ使い道を(^^;
随分前に飲料水の自動販売機の形をした冷蔵庫を買いたいと思ったことがありましたが、多分買っていたら同じ結果だったかもと感じます。
買ったからには使ってやらねばの精神で、なにか有効活用の手段を見つけたいと思いますが、子供たちがいうことを聞くように仕向ける餌として使うのがよさそうですが、そのためには中身のおもちゃの充実を図りたいですね。