ミルガウスには時代によって文字盤フォントが違います。
よくあるサブマリーナのマーク1とか2かとかっていうのと同じです。これが何度目のフォント変更なのか?といったさらに詳しいところまではわかりません。
時計全体の印象は、言われてみれば…というくらい小さな変更箇所なので全く変わりません(^^;
(左は文字が太字になっておらず、右側は太文字になっています)
文字盤のミルガウスの文字をアップした画像を並べます。
わかりやすいのはアルファベットの” U ”が古い方はUの内側の空白部分が狭く細めに対し、新しいのはUの内側の空白部分が広く太めになっていることが確認できます。
どちらが珍しいのか?という事まではわかりませんが、文字盤フォント違いが現存していても話題にすら上がらないということはどっちも変わらないと判断していいと思います。
ちなみに左側の文字が太字ではない方は2017年6月、正規店で購入した時計です。右側にある文字が太字の方は飾るようとして購入した平行輸入品で、ギャランティーの記載日は2017年9月となっておりますので、大体2017年ころにはフォントに変更があったのかと思われます。
ただし、僕が購入したのは地元の田舎にある正規店で当時は白文字盤の116400すらも残っているほど不人気だったため、ギャランティーの記載日よりもずっと前に製造された時計という可能性は大いにあります。そのため詳しい変更期間を把握するには至りませんでした…。
時計は派手なのに、地味な変更点でしょんぼりなんですけど、ミルガウスの小話のひとつとして…
この記事は不人気だった2019年前半頃に、このイケてる時計を忘れないでほしい書いたものです。
2022年3月30日に新作発表があるとの記事を確認したため、ミルガウスの最後のストック記事の投稿をしております。
自分自身、この時計メーカーの印象は、過去のそれと温度差がありますが、ミルガウスの扱いが劇的に変わってしまわないことを切に願います。