アグン山が噴火するかしないか…の話題でもちきりのバリ島。
危険区域外の避難者もいるため、6万人を大幅に超える13万4299人が現在避難しているそうです。
そうなった背景には、やはりカランガッサムという集落が、多くの貧しい人達を抱える村だからという理由もあるでしょう。でも不謹慎かもしれないけど、避難することによって、もしそれで貧しい人が何か食事にありつけるのだとしたら、それはそれで良かった…と私は内心思ってます。
というのも、私が以前、米やミーを持って訪れたカランガッサムの民家は、どの家も今の避難施設よりも悲惨な状況でした。
米が買えないからご飯を乾燥させたものを買い、それをお湯でふやかして食べていたり、またある家は、米こそありましたが、一袋のインドミーをおかずにして5人がご飯を食べていました。まだ、生後一年にも満たない赤ちゃんにも同じものを食べさせていました。そういう状況の人達がまだまだ、たくさんこのカランガッサムにはいます。
だから興味本位でアグン山周辺に行ったり、可哀想だ可哀想だと支援もしないのに、写真だけ撮って、怖いもの見たさに危険区域に行ったり、避難者を見に行くのは本当にやめてほしいのです。
バリは絶対に大丈夫。
レギャン通りのテロの時、バリはもう観光地としては終わった。とも言われました。
でも、バリはまた人々を魅了する島に戻った。
たくさんの願いとたくさんの愛によって。
だからバリは絶対に大丈夫!
私はそう信じてます。
そして、みなさん誤解しているのかもしれないですが、肝心なのはこれからなんです。
おそらく長期戦になるであろうこの避難。
今は、まだたくさんの人がカランガッサムの人達に対して援助や寄付、募金活動をしてくれていますが、いずれ「避難って何?」という状況になってくる日はそう遠くないと思います。
人間は、いつも話題性のあるものや流行が大好きです。
今は、みんながFBやSNSで写真をアップし慈善事業や寄付が沢山集まっていますが、いずれそれも話題に上らない日が必ずやってきます。
やがてその話題に人々が飽き、風化して目もくれなくなった時・・それからが本当の避難者の苦難の時だと私は思ってます。
ですので私達は、これから孤児院の支援と併用して、このカランガッサムの人達にも長いスパンで寄付を続けて行くつもりです。
御賛同頂ける企業様、個人様いらっしゃいましたら、ご連絡をお願いします。
というわけで、私も祈り続けます!
そして、今日のボスはというと・・・
相変わらず魚釣りに明け暮れていました。
第3弾の孤児院慰問は、11月のガルンガン前を予定しております。次回の慰問は、孤児院だけに留まらず、現在アグン山の噴火に伴い避難されている人達にも支援物資を届けに回りたいと思っています。
子供達&貧しい方の環境が少しでもよくなるように、どうか在住の皆さん、また観光で来られている皆さん、お力をお貸しください!
アスティバリは、これからも、子供達の明るい未来を願いこの活動を続けていきます。アスティ拓建バリグループの収益の5%を孤児院の寄付にあてていきます。賛同いただける企業様、一般の方々、是非ご協力お願いします。ご連絡お待ちしております。
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