またギリギリ!で茶園の中でセイロン風アフタヌーンティー | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

またギリギリ!で茶園の中でセイロン風アフタヌーンティー

スリランカ滞在中、一度はアフタヌーンティーをしようとは思っていたのですが、それも今回ギリギリ。

豪雨のため、ヌワラ・エリヤまでの山道に時間がかかり、チェックインする頃にはアフタヌーンティーが終わってしまう時間になっていたのです。途中で電話をして、少し遅れますけど!それでもいいですか?と確認してOKになりました。

 

座った後、運ばれてきたらびっくりのサイズ!

隣のテーブルでくつろいでいたイギリス人ファミリーも思わず笑ってしまいました。

これで2人分です。

 

長細いお皿って写真撮りにくいですね。

 

まず上段は、サンドイッチ。チキンが入っていてとても美味しかったですが、特に大きな特徴はない感じでした。

 

それに対してこれはスリランカらしい一品ですよね。サモサです。
2種類あって、フィッシュが入っているのとベジタブルと。
こういうのがそれぞれの国でアフタヌーンティーをいただく楽しみでもあります。
その下に見えている、ドーナッツのような形のものもセイボリーで、カレー風味のひよこ豆でできたものです。
これらはスリランカの定番で、スナックやランチとしてあちこちで売られていますが、アフタヌーンティー用には上品に小さく作られていました。
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これは春巻きだとばかり思ったら・・・・・・

甘いものでびっくりしました。横にチリソースそっくりなものまで付いていたので疑がいもせず、口に入れてびっくり!でした。

ココナツなのかな?あとは多分ナッツが入り、皮はしっとりと柔らかいタイプです。

スコーンとミニタルト。

スコーンそのものは美味しかったですが、クリームは多分フレッシュクリームがあまり出回っていないのだと思います。

 

甘いものはこちらにも。

何なのか、調べてみましたが結局わからず。葉っぱに挟まれているのは多分黒糖に似た味のキトゥルというクジャクヤシの蜜を使ったお菓子だと思うのですが。

 

ケーキはこれもまた、フレッシュの生クリームが手に入らないのだと思いますが、バタークリームでした。

 

紅茶はこの茶園で採れたものから選べます。

お客様にOPとかBOPと言ってもわからないことがあるからなのか、ライトなのと濃いの、みたいな表現をされて私はストレート用のOPにしました。さっぱりしていて何にでも合うセイロンらしいスムースさのある紅茶です。

 

夜8時以降は野生のバッファローとイノシシが出るので注意、と書いてあります。

山の上は本当に色々な動物が出てくるので夜のお散歩は控えた方がよさそうです。

 

が!しかし!

夜のお散歩なんてとんでもなかった。

夕方から、寒い!と思っていたのですが、アフタヌーンティーでお腹がいっぱいなので夕食ぬきのかわりにゆっくりスパでアユーラヴェーダのマッサージなど楽しんでいた間に、気温が驚くほど下がっていました。

ロビーにはまたレトロなこんなストーブが燃やされています。

 

私たちも部屋に戻ってあまりの寒さにエキストラブランケットも出し、ヒーターも付けました。

お部屋に備え付けの紅茶はこの茶園で作られたもので、Strong(BOP)とLight(OP)両方があります。

8月のスリランカなのにヒーターつけるほど涼しい中で、ここで作られた紅茶を飲む贅沢。

 

というわけで、スリランカって暑いのかと思っていたら日本よりずっと涼しい・・・と思ったのは山の上が多かったからかもしれません。もちろんコロンボやこの後訪れる海辺は少し暑いですが、日本ほどではないのでずっと過ごしやすかったですよ。
とは言っても、まさか8月のスリランカでヒーターつけることになるとは思いませんでしたが。