ウズベキスタンのお茶と料理
ロンドンには日本にもないよう国の料理が結構あるのですが、ウズベキスタン料理は食べに行ったことがないので日本にあると聞いて行ってきました。私、ウズベキスタンの場所がパッとわからなかったので、地図で確認しました。
ここです。お店では他にロシア料理なども出していく予定らしいです。
店内はごく普通の日本のお店で、前にあったお店をそのまま受け継いだのかな?と思う感じ。
壁にかけられた写真はウズベキスタンの様子なのでしょうね。
最初に出てきたのはサムサ。サモサと似ていますが、中にはチキンやビーフが入っていて選ぶことができます。タンデルという窯で焼くそうで、それも語源はタンドーリと同じなのね、きっと。
しかしこれ、サイズが大きい・・・・・。
肉まんサイズです。中身もしっかり入っています。
インドのサモサとは全然違う感じで、これはチキン入りですがビーフ入りは三角形、具によって形を変えることはよくあるようです。
ウズベキスタンの方たちと思われるグループがみんな食べていたので、ついつい頼んでしまったのはパンです。
これも・・・・・大きいんですけど・・・・・・。
これは、スープと一緒に食べるべきだと思うのですが、私は羊が苦手で・・・・・。
ビーフのスープもあるのですが、別に頼んだ餃子みたいなのが入っているらしいので重なってしまうため断念。
こちらがその餃子、マンティです。こちらは隣接する中国のマントウから来た名前でしょうか。中にはビーフのミンスととても柔らかくなるまでじっくり炒めたらしい玉ねぎが入っています。
スパイスがたくさん入っているのですが、特にクミンがしっかり効いているのがとっても美味しい!
ヨーグルトソースをつけて食べる餃子って新鮮ですが、皮は手作り餃子の皮と本当に変わらないテクスチャーでした。
シャシリクは串にさしたお肉や野菜だそうです。1本ずつ頼めて、私はビーフだけにしましたが羊もあります。
これもそうなんですが、とにかく大きい・・・・・。
日本の焼き鳥くらいかと思ったら、シェアするレベルの大きさです。1本で良かった!
これは上に玉ねぎの薄切りにビネガーとディルを混ぜたのがたっぷり乗っていて、それがとても美味しいんです。
マリネしてあるスパイスも、レバノンやトルコとも少し違っていて、香ばしくてくせになりそうでした。
忘れてはいけない、お茶です!
わざわざウズベクティーと書いてあるので頼んでみました。
このポットが典型的なものらしく、ネットでウズベクティーを検索したらこのポットが出てきました。
ロシアっぽいですね。カップは取っ手がついていないお茶碗のようなティーボウルです。
中に入っているのは緑茶。
ウズベキスタンでは緑茶(コクチョイ)も紅茶(コラチョイ)も飲むそうですが、夏場は緑茶だそうで、緑茶は体を冷やす効能があるのでそれがちゃんと経験でわかっているのでしょうね。
ウズベキスタンで最も主要なドリンクがこのお茶類で、中国から輸入されたお茶はウズベキスタン国内で加工されて「ウズベクティー」として販売されているそうです。
デザート!昔と違って、デザートはどうしても食べたいものがない限り頼まないようにしているのですが、ここのお菓子はディスプレイを見た時から食べると決めていました。
全部茶色でインスタ映えはしませんが、そこはイギリスのお菓子も同じ。
そして予想通り本当に全部美味しかったんです。
ちなみにこれは1人分、セットでほぼ全種類が半分の大きさで来るものですが、半分でも大きくないですか??
ふたりでシェアして十分でした。
キャラメルがたっぷり染み込んだクレープがレイヤーになったケーキ、どっしりした西洋とは違うアップルパイ、くるみがごろごろ入ったタルトとブラックフォレストガトー。
チョコレートケーキやブラックフォレストガトーは日本でもたくさんありますが、どれも「ふわふわ」というキーワードでくくられているものが多い気がします。
イギリスのスポンジやここのスポンジは、決して重くはないけれど「しっとり」。「ふわふわ」とは違うんです。
アップルパイやタルトも生地がしっかりしていて硬いのですが、生地そのものが美味しいので気になりませんでした。
行くならお腹が空いている時、そして複数で行くのがおすすめで、サムサなどは3つで一皿と書いてありますが、単品扱いで1個ずつ頼めますからそれが良いと思いますよ。
いつもとはちょっと違った国の料理とお茶、楽しかったです!