ティーアカデミー 講座の楽しみ
週末から月曜日にかけて3日間で開催したティーアカデミージャパンの初級「ティーチャンピオン」コースが終了しました。
それぞれの淹れ方もデモと実習で学んでいただきます。ソムリエコースだと台湾茶藝コンテストに出場された講師のお手前をみていただく機会もあります。
紅茶のグレードや、名称の曖昧さを理解していただくことも大事です。イギリスの紅茶業界で実際に仕事をするとよくわかりますが、全てを完璧な形で分別して文字にすることはできませんから...。
これだけお茶の種類が増え、新しい試みが増えていれば尚更です。
無理矢理に辻褄を合わせた説明にするより、こんなこともある、ということを知っていただこうと思ってやっています。
私もそうでしたが、真面目な人ほどルールを知りたがるもの。でもお茶は原材料としての茶葉も変化するし作り方も変化しますから、サイズ一つにしても何ミリから何ミリがこのサイズ、なんて分け方はできません。
ティーアカデミーの本校であるUK Tea Academy 含めて他の国は皆オンライン講座になる中、うちだけはいまだに対面講座を続けているのは、上の写真のように違うポットで淹れると一体何がどう違うのか?とか、温度を変えるとお茶はどう変わるのか、硬水がよくないと言うけどどう言うふうに?と言うのを一つ一つ体験していただきたいからです。体験したことは頭に残りますから。
それに、「習っていたのと違う...」と、衝撃的な発見もありますよ!私自身そうでしたから、やっぱり体験することは大切です。
今回の参加者はカフェやティールームオーナーの方が多く、フード関連の第一人者や大学教授、イギリスの紅茶会社の方も参加されました。もちろんお茶に着いた学ぶのは初めての方も何人もいらっしゃいましたが、お互いに学び合え、交流できるのも対面講座の良さだと思います。
次の講座は11月の予定、まもなくご案内できますので、是非ご参加下さいね!