我が家のトイレにあるロンドンの地下鉄駅のタイル | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

我が家のトイレにあるロンドンの地下鉄駅のタイル

 

我が家の1階のトイレは生徒さんやお客様がお使いになるので、手を洗うだけで入られても快適なようにと考えてつくりました。

 

手を洗うシンクの後ろ側は英語だとスプラッシュ・バックといって、水はねに対応するようにしますよね。

ここに使ったタイルは実は・・・・・

これ。ロンドンの地下鉄の駅に使われているタイルです。もちろん全部の駅というわけではありません。

 

こんな感じでぐるりとずっと壁のボーダーとして使われています。

 

上の時計といい、なんだかレトロですね。
このタイルが復刻されて買えると教えてくれたのは、ロンドンでも東京でもコラボのレッスンでお世話になる金澤みずえ先生なんです。彼女のお家で講座をした時にお手洗いをお借りしたら、こんなふうにずらりと壁一面にこのタイルがボーダーで貼られていて、素敵!と思ってお聞きしたのでした。
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Fired Earthというお店で復刻されており、入荷はあったりなかったりでしたので注文して受取りにいきました。
でも、タイルだから!重い!
だんなさんが一緒に来る時なら良かったのですが、私一人だったので、がんばって大きいタイルを3枚、その上のボーダーを3枚だけ買ってスーツケースに入れて大事に持ち帰りました。
みずえ先生のおうちのように、ずらりと3面くらいにボーダーができたら素敵だったと思いますが、家を建てている当時は戦争で輸送の問題もあり、送ってもらうのはリスキーだと判断しました。
たった3枚ずつをどう使うか?はスプラッシュ・バックと最初から決めてはいたものの、どう配置するかなど色々設計の方と話し合いました。上に一枚板で奥行きがあまりない棚をつくり、その下に収めることで解決。
この頃から色々な場所の床や壁のタイルが気になるようになりました。
でも、何かストーリーがあるものを使うのって楽しいですね。