ロンドン ミュージアム・オブ・ブランドへ | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

ロンドン ミュージアム・オブ・ブランドへ

少し時間があったので、今まで行ったことのなかったミュージアムに行ってきました。

ブランドのミュージアムとは?

イギリスのブランドのパッケージをとにかくヴィクトリア時代から集めまくった人のコレクションです。


ヴィクトリア女王の即位の際の記念グッズたち。

この辺りはまだブランドと言うものではないコレクションですが、個人のコレクションって往々にしてどうも趣旨がはっきりしないぞ?と言うことがありがちです。


ようやく出てきた、お茶のポスター。


これは、じゃばら状に見えるのですが


手前の穴を覗くとこんなふうに立体的に見える!可愛いけどこれもブランドやパッケージとは関係ないですね。


こちらはホーニマンという今は既にないブランドのポストカード。


ロイヤルなイメージを打ち出そうとしているのがわかりますね。

これは1950年代の雑貨商を再現したもの。

なんだかカントリーに行くとまだありそうな気がする(笑)

PG tipsの歴代パッケージもずらりと並べられています。

この辺りはもう、スーパーで今も見かけるものですね。


ブラックボンドのパッケージ、左側は「ディビデント・ティー」と言うもので、この頃は中にクーポンが入っていました。クーポンを集めると、枚数に応じて色々なものがもらえます。ティートレイやテニスラケット、大物だとピアノまで景品になっていたことがあるんですよ。


もっと古くはこんな紙で包んだものでした。


こちらはタイフーン 社のパッケージ。ロゴが変わってない気がするな....


お茶ではないですが、ギネスビールも最初はこんなだったんだ!

だんだん現代に近いてきます。

古いものもこうやって順番に並べると面白いですね。長く続くブランドって結構多いんだなと思いました。他にも石鹸や洗剤など、今の生活で毎日目にするものがたくさんあって面白かったです。

昔、広島のアヲハタの本社でゆはり昔からのパッケージ見てとても面白かったのを思い出しました、

全体的には、とにかくなんでも集めておきたい人だったのね.....というコレクションで、ロンドンで限られた時間しかない人におすすめできるものではなかったですが、ポートベローにあってカフェと可愛いガーデンもあるので立ち寄るのも良いかもしれません。