ロンドンで大人気の中東・レバノン料理でおもてなし | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

ロンドンで大人気の中東・レバノン料理でおもてなし

 

連休はいかがおすごしでしたか?

我が家では中日にお友達夫妻2組をお招きしました。

 

奥様おふたりはどちらも自宅でお料理やお菓子、テーブルセッティングのレッスンをされている方々。

緊張するかと思われるかもしれませんが、自分とは分野の違うところのプロですからかえって気にしないで自由におもてなししています。おもてなし料理はいつもだとイギリス料理が多いのですが、今回は皆さんお好きだというので私が大好きなレバノン料理で。

日本では探してもなかなか見つかりませんが、ロンドンではトルコ料理なども含めると中東料理はもうそこらじゅうにある!というくらいに多く、大人気です。専門店もチェーン店も、テイクアウトもありますし、スーパーのお惣菜にも沢山並んでいます。

誰でも思い浮かべるであろうフムス。

ひよこ豆で作るディップです。いつも水煮になっているのを使っていたので今回は乾燥豆からやりましたが、結果、まあ簡単なので水煮でも大差ないかな、という感じ。

写真はありませんがこれをつけるためのフラットブレッドも焼きました。

 

タブレも日本でみかけますね。フラットパセリの大量袋が売っていないので、一部普通のカーリーパセリです。

 

ババガヌーシュは焼きナスの中身を使う感じのディップ。焼きナス特有のスモーキーさが美味しく病みつきになりますが、ナス5個くらいじゃ全然足りない量になります。

 

こちらはお料理教室で教えていただいたレンズ豆のサラダ。中東風ではありませんがちょっとさっぱりしたものも良いかなと思って作りました。

 

メインはひよこ豆の上に乗せたチキン。チキンは前日から中東のスパイスをどっさり混ぜたものに漬け込みます。

あとはひよこ豆の上に乗せてオーブンで焼くだけ。

 

人数6人なので2つに分けて作りました。手前のソースはヨーグルトとパセリ、ミント、コリアンダーなどが入っています。

 

私が今一番好きなもの、と言っても過言ではないカリフラワーのシュワウマ。

中東スパイスをたっぷり練り込んだバターを軽く下茹でしたカリフラワーの内側までしっかり塗り込み、ごく高温のオーブンで短時間で焼きます。上のタヒーナソースはタヒニにガーリックやスパイスを混ぜ込み作るソース。これをたっぷりかけて上からローストした松の実やバラの花びら、あればざくろやパセリをかけます。

これは好評でした!

 

お菓子の先生真理子さんが作ってきてくれた中東のお菓子。

名前を忘れてしまいましたが、特別な型で作られていて、中身はピスタチオ、デイツ、くるみの3種類です。

 

イギリス菓子のラミントンもチョコレート風味とベリー風味の2種類。

ラムニッキーにはデイツがたっぷりはいっているのでイギリスの地方菓子ではありますが中東料理のデザートにはぴったりでした。ラムもたっぷりで美味しかったー。

 

これまで何度かお招きいただいているテーブルコーディネートの先生由美子さんからはこんなに素敵なお花もいただきました。

お教室やってる妻3人、理系の夫3人で、なんだか面白いことになりましたが、ゆっくりとおしゃべりできたし大好きな中東料理も喜んでいただけたし楽しい1日でした。