ロンドン コノートホテルのアートカフェで、シグニチャーケーキを | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

ロンドン コノートホテルのアートカフェで、シグニチャーケーキを

本当なら今日は、私が「掛川お茶大使」を務める掛川市で、講座をやっていたはずなのですが......

昨夜から原因不明の熱が出て延期となりました。自分の体調のために何かを延期してもらったことはあまりないのでショックです.......。ご用意くださった掛川市にも、参加予定の皆様にもご迷惑をおかけしてしまい申し訳ない気持ちです。

特に他の症状もないし昨日まで快調だったのに、何かに感染したのだろうか??でも驚くほどぐっすり眠っていまは熱も下がりました。

せめてブログでも書こうと思って、10月に娘と行ったロンドンのアートカフェのお話を。


これ、コノートホテルなんですよ。コノートホテルはもちろん今まで通りにラウンジでアフタヌーンティーもやっていますが、こうして路面から直接入れるカジュアルなカフェを使ったというので行って来ました。

中は明るくてシンプルだけど居心地の良い作り。


最初は人もまばらでしたが、この後満席になりました。平日の午後です。


本が置いてあって、手に取って読めますが、販売用でした。


カウンターにはフレンチスタイルのケーキが並びます。イギリスのお菓子は伝統的には焼き菓子が中心で、どっしりシンプルで飾りっ気ががないのですが、ここは日本のケーキ屋さんのような生ケーキを売っています。


実は生ケーキって、数年前までロンドンであまり売っていなかったんです。日本人の方がやっているお店とフランス人のお店、私はその2軒で賄ってました。ところが今、ロンドンのアフタヌーンティーやティールーム、カフェの主流が生ケーキになっているんですね。


美しく作り込んだケーキ、どれも美味しそうです。


カフェなのでクロワッサンなどペストリーあります。ことらはジャイアントなマドレーヌ、その名も「メガ・メイフェア・マデレイン」。25ポンドって今日のレートで4600円よ。日本のホールケーキより高いですね。


私たちはこのシグニチャーケーキにしました。コノートホテルのクレスト(紋章)の形です。

昔はこういうのってシュガーアイシングやホワイトチョコレートでとにかく甘かったのですが、ここのはすごい!


綺麗ですよねえ、中は少量のスポンジと、爽やかなレモン、いちごが絶妙なバランスで入っていました。甘すぎない!すごい!


もう一つは私も娘も大好きなナッツたっぷりのケーキ。カトラリーが、テーブル天板下の引き出しから出てくるのが面白かったです。


お茶も美味しかったし、カジュアルで良いところでしたが、とにかく日本円に換算したら気が遠くなる感じで(汗)。

まあ、市場調査も兼ねているからね!と思って楽しんで来ました。

アフタヌーンティーだと時間もかかるし予約も必要だけど、ケーキとお茶だけでも楽しめるのは気軽で良いですよね、ロンドンで生ケーキ食べたくなったら是非。