思いつきの金柑ケーキ | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

思いつきの金柑ケーキ

紅茶とお菓子は切っても切れない関係.....
素晴らしいお茶は、単独で楽しみたいことも多いですが、美味しいお茶を更に引き立てる組み合わせというのは確かにあります。

お菓子を作って、どのお茶と合わせるかな?と考えたり、反対にお茶が先にあって、何と一緒がいいかな?と考えたり。

今が季節、という美味しそうなものが売っているとそれを使って何が作れるかな?という楽しみもまたあります。



先日、初めて行ったフレンチのお店で金柑のタルトがあって、作ってみたいなと思っていました。

年明けに実家から、ご近所の金柑をいただいたということで、一袋もらったのですが、すぐに食べ切れないので煮てからタネを取ってフードプロセッサでピュレにしていました。


それを使って作ってみたのがこちら。

最近新たなタルト生地に挑戦して気に入ったので、生地には昨日届いたばかりのデコポンの皮を焼き込んでみました。中はフランジパンに金柑のピュレを混ぜて焼いてみました。口に含むと金柑の香りが一気に立ち上ります。

上には水俣の道の駅で毎年買うデコポンの缶詰と、金柑を甘く煮たものを乗せてあります。


今日のレッスンはディプロマコース、英国の紅茶の歴史と現在の商品についてのお話しでしたが、長くご一緒している方たちなので雰囲気も良くて毎回楽しみなんです。


こんなお菓子を作ったら喜んでもらえるかな?とか、これならこの紅茶を合わせよう、とか、季節や講座の内容によってクロスや食器を考えるのも楽しいですね。

お仕事をお休みしてきてくださる方や、遠くから来てくださる方には、楽しかった、美味しかったと思って帰っていただきたいといつも思って準備しています。

来週は久しぶりに掛川で、生産者さん向けの講座を行います。

深蒸し茶日本一の掛川市、私の方が学びたいことも沢山ですが、こちらはまた忙しいみなさんに来て良かったと、そしてまた、一つでも何か新しいことを手に入れたと思っていただきたいので、周到に準備しています!