新居での初レッスンはたっぷりのミモザで
家を作るに当たり、食器やリネンが取り出しやすいように収納庫を作ったので、より色々な食器を使いたいと思っていますが、今回はミモザをテーマにしました。
イギリスにいた時には、年にもよりますがミモザや水仙がイースターの頃にあることが多く、イースターのテーブルに使っていた食器ですが、なんとなく今回、春だし使おうかなあとぼんやりと考えていました。
イースターの時に合わせて年に一度くらいしか出してこない、ジアンの「ミモザ」シリーズに、少しずつ買い集めたグリーンのリーフ柄のお皿を合わせました。
ウェルカムドリンクは爽やかにフレーバードのグリーンティーを水出しで。
上に浮かんでいるのは熊本の岩永茶園さんでいただいた100年古樹の茶花です。
何か素敵なことに使いたいと考えていたのですが、これはぴったりな使い方でした!
例によって、2日間もやったのに写真を取り忘れたものが多数・・・・・。
最初にはきゅうりのオープンサンドイッチ、卵とトリュフのサンドイッチ、タルトをお出ししたのですが、見事に写真はなし!
でもチーズスコーンは撮りました。
今回のテーマ「Welcome!」は、新しいサロンにようこそ、という気持ちで選んだテーマでしたので、我が家らしいものを何か、と思って、門を入ったところにすごい勢いで生い茂っているローズマリーを使うことに。
ローズマリーはお肉によく合いますので私が最も頻繁に使うハーブの一つですから、もう買わなくて済む!というのはとても嬉しいことでした。今回はミモザの色に合わせてオレンジ色のレッドチェダーチーズと、たっぷりのフレッシュローズマリーを焼き込んだスコーンを、ファームハウススタイルにざっくり大きく作りました。
甘いものとしては、今沢山出回っているりんごを使って「アップルシラバブ」を作りました。
イギリスではCooking AppleとDessert Appleとは使いみちが結構違うのですが、日本だとCooking Appleは多分紅玉とかブラムリーとかになると思います。見つからないことも多いので、Dessert Appleでも作れるレシピをと思って、これにしました。
シラバブは書くと長くなるのですがとても長い歴史があるスイーツです。
今後のレッスンでは、ティータイムでご紹介するものはレシピも差し上げたいと思いますが、今回は最初にお披露目として1階の部屋をゆっくり見ていただいたので、あとはゆっくりティータイムで楽しく過ごしていただきました。
最後にミモザケーキをお出ししました。
3月8日のInternational Women's day 国際女性デーに、イタリアではミモザの季節だということもあって、ミモザを贈ったりするそうです。ミモザケーキもイタリアのお菓子。普段はイギリスのお菓子を作ることが圧倒的に多いので、あまり他の国のお菓子は作り慣れていませんから、とてもシンプルなお菓子なのに試作で色々と変えてこれに行き着きました。