新宿高野「産地お茶会」でフルーツと狭山茶を | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

新宿高野「産地お茶会」でフルーツと狭山茶を

新宿高野で開催された「産地お茶会」、前回は水俣の和紅茶の会でしたが、今回は狭山の奥富園さんと、狭山ベリーランドの苺でした!

線路内に立ち入った人がいるということで電車が止まってしまい、遅れてしまったのですが、すでにこちらはガラスで提供されていました。すっきりと爽やかで、程よい香ばしさが、遅れて焦って着いたばかりの時にとても落ち着く香りでした。


そして2杯目の深蒸し茶。

ん?深蒸し茶?と思うような外観、もう少し細かくなっていることが多いと思いますが、深蒸しとは思えない細くよられた茶葉です。

作り方によってはこんなお茶もできるのだとか。

興味あります。


丁寧に淹れてくださるのを見ているだけで、気持ちが落ち着くんですよね。


狭山ベリーランドはいちご狩りの農園なので、コロナの時はずいぶん打撃を受けたそうですが、そのいちごをフリーズドライにして加えたという苺紅茶です。、

そして、新鮮な苺!

カスタードやスポンジと共にたっぷりと苺が入っていますが、柔らかくてびっくり。あまりに柔らかくて出荷は難しいそうです。

紅茶は軽い香味で、自然な苺の酸味が微かに感じられます。


ティーバッグでの販売だそうです。

最後はまたグラスでの提供。これ、良いアイディアですね。温度を低くした緑茶ならグラスで提供できるんですね。


こちらはあえて萎凋させた緑茶で、「おくはるか」という品種でした。

狭山には私が知らない品種が沢山あって、萎凋に向くらものも多いそう。

静岡や京都では一刻も早く加熱するのが大切だというところを多く見てきたので、日本の緑茶作りで萎凋するのはとても最近の試みだと思っていましたが、奥富園さんではらなんとお父様の代からされていたとか。


お話を聞けば聞くほど、見学に行きたい.....

そして、なんと素敵な茶器なんでしょう...

そしてこの、見たことがないほど薄い急須も良いなあ....

もう食器は一切買わない!と決めたはずなのに、こういうものを見せられるとね.....。

いえいえ、買いませんけど!