リッチモンドですずえさんのお菓子と紅茶ペアリング! | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

リッチモンドですずえさんのお菓子と紅茶ペアリング!

ブログ書くのをすっかりサボっており、読んでくださっている方には申し訳ありません.....。
文章書くのは好きなのですが、ブログ中心の活動ではないためにどうも忙しいと更新が滞ってしまいます、反省。
だって、7月の英国紅茶ツアーの報告も終わってないんですから。

で、今回も古巣のJALに乗って。
出発前にはなんとなく食べてしまう、ラウンジのカレー、でもこれ食べてる方多いんですよ、いつも。私だけではないのね。
大変ラッキーなことに、ビジネスクラスにアップグレードしていただきました、たまにしかないですけど、こんなこと。
疲れ方が全然違うんですよね、フルフラットのシートだと....。
いつも乗れたらどんなに楽でしょう!

無事着いて、(あ、ちなみに前回もギムリのことを書くところまで到達してませんが、彼は元気です!また後日彼のムスッとした顔を出してご報告します!) 今週は楽しみにしていたSuzueさんとのコラボレッスン、お菓子と紅茶のペアリングイベントがありました。
彼女のお宅、リッチモンドの高台なので景色が素晴らしいのです。
この日はお菓子が3種類。
これはマロングラッセ、ラム酒、ナッツなどが入った秋らしいケーキ。
こっくりしていて、それはそれは紅茶に合います。
合わせたのは、和紅茶。
11月にお邪魔する水俣の生産者のカジハラさんのもので、べにふうきで作ったファーストフラッシュ、これはフィルターを通しても日本の水で淹れるのと異なりましたが、栗の風味ととても良く合いました。
和紅茶は今ではイギリスにもどんどん入ってきていますが、それもまたレポートしますね。
そして、 カシスのパートドゥフリュイ チョコレートボンボンは、濃縮されたカシスのゼリーにダークチョコレートの生チョコを合わせたチョコレートです。

この生チョコレートがうっとりするほど滑らかで美味しくて、単独で口に入れた時と、カシスと一緒の時とで全然印象が違うんですよ!

これには、渋みがしっかりとして、かつ繊細さも合わせ持つセイロンのヌワラエリアの紅茶を合わせることに。

やや細かめのサイズを選び、舌を覆うチョコレートの滑らかさに負けないようにしました。

抹茶の色が綺麗に写っていませんが、抹茶オペラ風。本来オペラは、バタークリームとガナッシュで作るのがクラッシックですが、バタークリームは抜き、ガナッシュを薄く層にすることによって、軽く仕上げているそうです。
確かに、濃厚でありながら強すぎない感じはさすが。
これには悩んだ末に選んだアッサムのティッピーオーソドックスティーを合わせました。
アッサムのモルティーさは必ずしもチョコレートと合うとは限らないと思いますが、今回は甘さ控えめのビターなチョコレートの味に良く合いました。強さが必要ではありますが、あえて大きなサイズで香りの高さを生かしてみました。
レッスンの後は、参加されたメンバーのうちお二人と一緒に、すずえさんについて野原をてくてく歩き.....
ピーターシャム・ナースリーに行きました。
ここはもう10年以上前から好きで時々行っていますが、「英国カントリー とっておきのティープレイスへ」本で紹介しています。
センスが良いのはここのオーナーファミリーが本当に好きで始めたからだと、最初の頃から聞いています。
ハロウィンの前ではありますが、あからさまにオレンジと黒ばかりを並べたりしない!
だからここは好きなんですよね。
夏は暑すぎるグリーンハウスよりこちらが良かったりします。
秋ですねえ。
こちらのガラスの花瓶は去年、形違いを3つ揃えました。一緒に並べると可愛いんですよ。
秋らしいテーブル、色合わせが絶妙です。
フレンチリネンの色と風合いが素敵で買ったのですが、数が限られているのでこのディスプレイからとってしまう事になり、なんだか申し訳ないわ....。
全く同じようには再現できませんが、好きな色合わせなので使うのが楽しみです!