オックスフォード大学でのディナーパーティー | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

オックスフォード大学でのディナーパーティー

日本に行く前のいつものバタバタ準備でブログがなかなか書けずにおりました。
日本はお盆でお休みなのですよね。
先日のオックスフォードでの、イギリスと中国のお茶交流イベントの続きです。
 
ゆったり午後を過ごした後は、オックスフォード大学のマンスフィールド・カレッジでのディナーのために移動しました。
わざわざ招待状に、昼間は森の中を歩くので動きやすい服装で、でもディナーはフォーマルと言うドレスコードがあったので、ジェーンとジョイアンと3人で着替えることになっていたのですが....。
用意されている筈の控え室がない!
 
なので、女子トイレて着替えました(笑)。
もう、女子高生みたい!
その口紅、似合うわねー。
あら、ドレスと同じ色のジュースなの?
それ、誰のデザインのドレス?
いくつになっても女性同士でこう言うことするのって楽しいですね!
フォーマルと言ってもブラックタイではないし、まあ日本でパーティーに行くのと変わらない感じです。
 

最初はこちらでドリンクを。

イギリスに住み始めた頃は、パーティーに行くのがちょっと気が進みませんでした。
社交的な話を英語で、というのも難しかったし、年齢もようやく30を超えたくらいで色々慣れなかったせいだと思います。
でも数年前にふと、全く何も気にならなくなっていることに気づきました。
誰とどこで会ってもたいていは大丈夫。
年齢かなぁ?経験かなぁ、と考えますが、よくわかりません。
ディナーはこちらのホールで。
ハロウスクールを思い出します。
昔はこう言うのも気が重くなりました。
夫婦で招待されても、夫婦は席を離されますので、英語で詰まっても助けてももらえません。
でも今は、隣が誰でも特に気にならなくなりましたし、知らない人と話すのは楽しいと思えるようになりました。
歳とると、こう言う良いこともありますよ!
順番にスピーチもあり、話も弾み、夜が更けて行くとキャンドルの灯りだけですから雰囲気もかなりリラックスしてきます。
なんだかハリーポッターの世界のようですよね。
スピーチだってもちろんお茶関係の話になりますから、いつものディナーパーティーよりはるかに楽しく聞けました。
フォーマルなようでも、日本から来た頃に思ったほどには堅苦しくないのもわかり、自分より若い人が隣に来ると、ちゃんと話題をリードできるようにすらなり、私も大人になったよね、となんだか自分でおかしくなりました!
 
そしてありがたかったのは、メインのお肉がらむでなかったこと!
私はとうしてもラムのにおいがダメで食べられないのですが、イギリスよウェディングやフォーマルなディナーではラムが出ることが多いんです。
この夜はダックでした。
ホッ。
赤ワインと一緒に美味しくいただきました。
 
帰る頃には大雨になっていたのですが、一日中お茶に関わる人たちと一緒に過ごせて楽しい一日でした。