インフューズ東京 アドヴァンストコース最終回
もうゴールデンウィークですね!
私は早速日本でのレッスンがスタートし、着々と進んでおります。
今週のアドヴァンストコース第4回のレッスンで皆さんに召し上がっていただいたものです。
この日は午前中が第4回、アフタヌーンティー実践編で、生徒の皆さんには自宅でアフタヌーンティーをする場合の準備のコツなどを学んでいただきました。
イギリスでは伝統的にどんなことをするのか、に、始まりますが、最終的には私流の準備のマニュアルも。
イギリスに住んで20年、アフタヌーンティーは一体何回おもてなししているのか、見当もつきません。
さすがにここまでやれば、自分なりのマニュアルができてきます。
何度も「きゃー」とか「しまった!!」とか繰り返してできたマニュアル、ここには気をつけてね、とか、ここまでは事前にてきるからしておくとラク、など、できるだけ私がしてきた間違いや失敗をしなくていいように。
例えば大人数をお招きし、昔ながらの家庭のアフタヌーンティーの形で、着席式でない場合。
例えば大人数をお招きし、昔ながらの家庭のアフタヌーンティーの形で、着席式でない場合。
基本通りでスコーンを温かくバスケットなどでお出ししても、着席できない方には両手を使い、スコーンを切ったりクリームやジャムを塗ったりはできません。
サンドイッチは岡田さん、野田先生の共同作業で、私の著書「英語スタイルで楽しむ紅茶」のレシピから、レイヤードサンドイッチです。
みじん切りにしたハムをマヨネーズなどでペーストにし、チャイブ入りクリームチーズとレイヤーにします。2色のパンで見た目も良く、人気のメニューです。
スコーンはデイツ(ドライのナツメヤシ)とくるみ入りで香ばしく。
ジャムはアヲハタ「アフタヌーンジャム」のストロベリー、ラム酒入りで美味しいんですよ。
午後には第5回のハイティーのレッスンでした。
満席でキャンセル待ちの方がいらっしゃいましたが、この第5回がアドヴァンストコースの最終回ですので、ここで修了証をお渡しする方が数名おいででした。
私が日本に来るのは年に数回ですから、たまたま都合が合わないと修了までに数年かかることもあります。
何年もかけて、その間忘れてしまったり気持ちが変わってしまうことなく、ずっと継続して通って下さる皆さまには本当にありがとうございます、と言う気持ちでいっぱいです。
イギリスでのお茶事情も変わるし、世界のお茶事情も変わる。
生徒の皆さんの環境も変わります。
何しろ何年越しのお付き合いですから。
ご結婚されたり、お子さんができたり、お仕事を辞めたり再開されたり。
お子さんが受験を通り抜け、結婚されたり、お孫さんが生まれたり。
お教室を立ち上げたり、日本紅茶協会のティーインストラクターになったり。
その間、私の環境も変わります。
でも、インフューズのレッスンを通してお会いする時間、紅茶を通じて共有する時間は変わらずに穏やかで、お互いを元気にしてくれるところも変わらない。
たとえ、都合でしばらく間が空いたとしても、ずっとこれからも繋がっていかれるのではないかと思います!
それが、お茶というものの持つ魅力なのだと私は思っています。