ロンドンでハイティーのレッスン
ロンドンでのレッスンは最終の週を迎えています。
ベーシックコースが火曜日に終わり、水曜日はアドヴァンストコース最終回、ハイティーのレッスンでした。
右奥のグラスの中身は・・・・・
ラベルの可愛さに惹かれて買ってしまったこれ。
イギリスの夏を代表するドリンク「ピムス」が、サイダー(りんご酒)に混ぜられてすぐ飲める状態で売られている、という感じですが、フレーバーがついています。
左側の「ストロベリー&キューカンバ」フレーバーを買ってみました。
1枚目の写真の通り、色は明るい赤で、ストロベリーのフレーバーが強くかなり甘め。
ジュースみたいですね。(あ、私がアルコール強いから??)
日本のインフューズでも同じものを作りますが、ウェルシュ・レアビット。
語源や本来のレシピをお話した後に、簡単に作り置きできるレシピを差し上げます。
お皿は一枚ずつ集めているアンティークのブルー&ホワイトのもの。
お一人ずつ柄が違うので、お互いのを見たり、楽しんでいただけます。
しかし!
パンが泣き所なのですよ・・・・・。
ご覧ください、これが「Thick Slice」ですよ!
厚切り。
どこがですかあ〜?
でも、19年も住んでいるとこれが当たり前になり、日本でパンを見る度に新鮮な驚きを覚えていました。
子供達もコンビニで5枚切りというのを見て、わ!と驚きの声をあげ、その驚きの声で周囲のお客様が驚いていました。
何の変哲もない食パンを見て、ハーフの子供達が騒いんでるんですもの、驚きますよね。
なので、ウェルシュレアビットはとっても軽い軽食になってしまいます。
日本のもう少し厚く切ったパンならボリュームのあるランチくらいにはなりますけど。
そして奥にあるのが「ウォルドルフ・サラダ」。
ハイティーの定番というわけではありませんが、19世紀の北イングランドは年中グリーンのお野菜があったわけではありませんから、サラダというと根菜を使ったものが多かったので、このじゃがいも、りんご、セロリとくるみなどが入ったサラダにしています。
「いろいろな食感があって美味しいですね」
っていうのが今日の生徒さんの感想です。
写真撮り忘れてしまいましたが、デザートには温めたトリークルタルトにヴァニラアイスクリームを添えてお出ししました。
ハイティーは家族で楽しむ日常の食事ですから、ご自宅でも気軽に試してみてくださいね。
ちなみに今日の紅茶は中国のユーナン茶。
雲南省で作られた紅茶です。
中国とは言っても南にある雲南省では、中国種ではなくてアッサム種の茶樹が生えており、そのため作られる紅茶はしっかりとした紅茶らしいものになります。
キームンやラプサンスーチョンなど、ストレートで飲むことが多い中国紅茶ですが、ユーナンはミルクを入れても美味しいですし、チーズやハイティーにはぴったり。
おしゃべりも弾んで楽しい時間でした、来てくださった皆様、ありがとうございました!