イタリア流ホームパーティー | スチュワード麻子オフィシャルブログ 「ティータイムのある暮らし」

イタリア流ホームパーティー

プールで泳いでいると、今夜のお客様のうち、伯母と仲良しの3人が到着されました。

彼らもプールサイドで眺望を楽しんだ後、中庭に移動してまたプロセッコを飲みながら、スティービーお手製のディップを。


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花は伯母の手で綺麗にアレンジされ、庭に配置されたテーブルにあちこちに飾ってあります。

他のお客様も続々と到着してきました。

全体の写真を撮る前に、すごい夕立が来てしまい、2つの大きなパラソルとテントの中間のようなガゼボというところに退散したため、残念ながら写真がないのですが。
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伯母が作った前菜はこれ。

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お野菜のマリネの綺麗な色が食欲をそそります。

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これはゲストが持ち寄ってくださったもの。
夕立は思ったよりずっと長く続きましたが、止んだところで一度室内に入った人たちももう一度庭に戻って、白ワインとともにお食事に入りました。

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庭でのとっても気軽なパーティー、こちらは調理済みのポークを薄切りにして、ツナのソースで上を覆ったもの。私も作ったことがありますが、冷たくしていただくので夏にはとても美味しい一品です。
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レストランを経営するゲストが持ってきてくれた、スモークト・モツァレラはフレッシュで本当に美味!

そして、名前は忘れてしまったのですが、モツァレラを作る際に出る切れ端みたいな細い部分をクリームに浸してある、それはそれはクリーミーなものがボウルに入っていました。

あまりに美味しくて、その週の終わりにはデリで買ってきてもう一度食べましたが、伯母が言うとおり、いちごジャムと一緒だととても美味しく、ハニーと一緒でも美味しかったです。

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ピラフのような感じの冷たいライスサラダはイタリア人と結婚したインド人の奥様によるもの。

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スティービーが作ったサーモンのテリーヌも絶品でした。


暗くなった庭を後に、室内に移動して、これまたスティービーメイドのバースデーケーキが出されました。


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キッチンの冷蔵庫が満杯だからと私たちのコテッジの冷蔵庫に入っていたチョコレートケーキ。

71歳の伯母のために7と1の数字をかたどっています。

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上のキャンドルがよくある意地悪キャンドルで、何度吹き消してもまた火がついてしまうものだったので、みんな大笑いしてはやしたて・・・・・。

ちなみに、手前の小さいカップに入っているのは、ペルー人のだんな様と結婚したイタリア人の女性がつくったもので、ティラミスのような感じですが、ドルチェ・デ・レチェを使ってあります。

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灯りをつけて、改めて「Happy Birthday, Carol!!」

スティービーとお姉さんが通ったインターナショナルスクール時代からのお友達がいるせいで、今夜は国際色が豊かです。

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フルーツも伯母が綺麗に盛り付けていました。

ふちにひっかけるように飾られたブドウが思いのほか美味しくてびっくり。


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最後はこれまたスティービーが作ったというレモンチェロが出されました。

レモンチェロはクリアなのしか飲んだことがありませんでしたが、これはクリームが入ったクリーミーなもの。


イタリア語と英語が飛び交うにぎやかなパーティーでしたが、70歳前後のマダムたちが素敵で色々と勉強になりました。

無理して若作りしてなくて、年齢相応だけど、皆綺麗に日焼けした肌を生かす装い。

肌を出す分量とか、色の組み合わせとかも実に参考になりました。


イギリスとの共通点は、もてなす側も寛いで、無理が感じられないこと。

もちろんホステスの伯母はイギリス人ですから当たり前なのかもしれませんが、きちんと手をかけていてもけっしてやり過ぎない感じ、そのさじ加減が私はとても好きです。


パーティーもおもてなしも、楽しいのがいちばん!

何をどこに並べますか~、とか、どの順番で~、とか、実は私はそういうのがあんまり好きではありません、こんなお仕事してるのにごめんなさい・・・・。

聞かれれば、もちろん答えっていうのはあると思うのでそれをお答えしますが、そんなに何もかもきちきちとつじつまを合わせて、ゲストの方はリラックスできるのかしら・・・という方がちょっと心配になってしまいませんか?


自分なりの美学やルールを持つのは、大人にとって大事なことかもしれませんが、人をもてなすというのは、自分のためでなくてゲストのためのもの。

「~であらねばならない」

なんていうルールは、よほどの場合でなければ一から十まで守らなくてもいいことが多いように思います。


お客様はみな、夜も更けてから、それぞれにキスを交わして「チャオ!」と言いながら笑顔でお帰りになりました。

(ただ、その5分後くらいに、車を出そうとしたお客様から「あのー、ゲートが開かないんですけど・・・」と電話があり、伯母が「ああ、またやっちゃった~!」という一幕もあったのですが)


何もかも完璧である必要はなく、それよりはリラックスして、楽しんでいただくこと。

そして自分も、気を配りながらも楽しむこと。


そんなスタイルを、キャロルとスティービーから学んだ一夜でした。