こんにちは。キャッシュフローコーチの鈴木崇之です。
【小さいから勝ち残る!儲けとお金の鉄則1】
土地は買わない。
―解説―
中小企業経営においてお金は血液です。人は血液が循環しなくなると生きていきません。会社もお金が回らなくなったとき終わります。
土地を買うということは、お金を寝かすこと。血液が滞ることです。なぜなら、土地代は経費にできないからです。
経費にできないとはどういうことか?
まず経費になる場合です。
1000万円の経費で1000万円の売上。
そうすると、
利益は0円。
法人税等50%としても、0は0ですね。税金も0です。
手元に残るお金も0です。
では、土地を1000万円で買って使って売上1000万円の場合は、、
1000万円-経費0=利益1000万円 法人税等50%としても税金500万円。
お金はいくら残りますか?
最初の土地代1000万円を加味すると・・・
▲500万円です。税金を払うために借入をしないといきません。
税金を考慮した場合、土地を買うなら倍の利益が必要になります。
2000万円の売上。
そうすると2000万円-経費0=利益2000万円 法人税等50%として税金1000万円。
最初の土地代1000万円を加味して、
今残っているお金は0。
土地を購入する場合は倍の利益が必要なのです。
土地を買った場合手元にお金を残すには、通常の経費になるものより倍の利益を稼がなければなりません。
もし土地を買いたい場合は、よっぽどのメリット、必然性がない場合を除き、
土地は買わない。止めるのが鉄則です。