好きなようにできない~フランチャイズの注意点② | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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おはようございます、浜松 経営管理コンサルタント 鈴木崇之です。法人経営&フランチャイズが専門の税理士です。いつもありがとうございます。


社外の経営管理部として、会社を守り会社の強みを引き出します~


フランチャイズの注意点②


・好きなようにできない


加盟店と本部は独立の事業者ですが、FCである以上加盟店の好きなように経営をできません。


メニュー、販促、仕入方法、店舗仕様等々、勝手に変更はできません。


FCであるがゆえに、独創性が拒まれるといえます。


なぜか?


これは、一部の加盟店の取り組みや問題がチェーン全体に影響してしまうからです。


たとえば、本部:浜松チェーンでA、B、C,・・・J、10店の加盟店があったとします。10店も本部もすべて独立した事業者です。


ただし、FCの看板は同じです。お客様からすると同じ浜松チェーンです。お客様にはフランチャイズが何かなんて関係ありません。


(フランチャイズについて、ほとんど多くの人はなんとなく知っていて、実はよく知っていない。それがFCビジネスの実情です。)


10店のうち、J店1店がそのFCの契約と悪い方へ逸脱したら・・・。


J店のお客様にとっては、J店は浜松チェーンであるため、浜松チェーン全部に対し悪い印象を持ちます。


風評被害ですね。


A~I店はしっかり経営をしているのに、J店のせいで、とんだとばっちりを受けることになってしまうのです。


加盟店が好きなようにできない。


これは、FC経営ゆえの理由といえます。ご注意ください。FCでなければ、経営者が好きなようにできます^^。


好きにやりたい、規制されたくない、という方は、FC加盟はしないでくださいね^^。



さて、ここで、


どこまでが良くて、悪いのか?


このくらいは良いのでは?それはダメ・・


実は、これが本当の問題になります。


特に売り上げが好調の場合は問題にならないのですが、売り上げが悪くなると問題勃発です。



また、FC本部の規制が多い方が悪くて、規制が少ないのが良いのか?


これも単純ではなく、


規制が多いのは、実はそのFC本部の力が強く、知名度があり、最終的に売り上げにつながる、ということもありますし、


規制が少ないのは、その本部自体の力がなく、知名度もなく、売り上げにつながらない。ロイヤリティーを払うだけもったいない、という場合もあります。


いろいろ絡んできます。


そういったすべてのことを勘案して、FC加盟、FC本部を選択する必要があります。


規制が多くて、ロイヤリティー等多く、チェーンの力が弱い・・・これは最悪ですね。


規制少なく、ロイヤリティー少なく、チェーンの力が強い・・・論理的にそんなことはありえない?。


規制少なく、ロイヤリティー少なく、チェーンの力が弱い・・そもそも、そのFCに加盟する必要があるのか?。


規制が多い、加盟金、ロイヤリティー、チェーンメリットによる売り上げ・・・を総合的に勘案です。


選択方法の絶対はありません。最後は決断です。


ただ、成功するため、失敗する確率を低くするためには、事前の準備は欠かせません。


どうぞ、参考にしてください。



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