◆経費を最小に、売上を最大に【経営に活かす会計1】 | 浜松 キャッシュフローコーチ®・税理士 鈴木崇之のブログ 〝すずレポ”

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こんにちは、浜松 税理士 フランチャイズ/スモールビジネス専門 鈴木崇之です。いつもありがとうございます。


~フランチャイズ経営&スモールビジネスのベストパートナー~


経営に活かす会計、記念すべき?。ということで今回は格調高く?有名な方の言葉からスタートです。


*2以降はブログらしく?順不同、ランダムに書きますが、時期をみてまとめます。



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~経営に活かす会計1~


経費を【最小】に、売上を【最大】に (経営の原理原則)


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これは、稲盛和夫の実学等からです。


売上-経費=利益。


当たり前で、「なにをいまさら」と思うかもしれませんが、稲盛和夫さんは次のようなことをいって経営の原理原則としています。


・経営者は利益を追求するが、多くの経営者は売上を増加させようとすると当然経費も増えるものと思っている。これがいわゆる経営の常識。


 しかし、経営の原点は「売上を最大に、経費を最小に」。売上を増やしながら、経費は同じか、できれば減少させる経営が道理にかなっている。


・売上を増やしながら、経費を減らすというのは、生半可なことでは達成できることではない。


・そのためには、知恵と創意工夫と努力が必要となる。利益はその結果生まれるものでしかない。


・「そんなことはあたりまえでしょう」と必ず言う人がいるが、この原則こそ経営の真髄。


・業界(製造業なら、流通業なら・・)の利益率等の基準(常識)に縛られ、他社と横並び経営なってしまうと、同じ水準の利益にとどまる。


常識にとらわれず、本質を見極め正しい判断を積み重ねることが、絶えず変化する経営環境の中では必要。


(稲盛和夫の実学、アメーバ経営より)



売上-経費=利益


確かに当たり前です。


ただ、売上を上げるには経費も増えてしまうのが多くの経営者の常識。この常識にメスを入れています。


経費は先行投資、投資しないと縮小均衡になる・・等、「売上を上げるには経費が増える」多くの常識がありますが、


知恵と創意工夫と努力をもって「売上を最大に、経費を最小に(利益:付加価値を最大に)」する。肝に銘じていく必要があります。


気づいた方もいると思いますが、稲盛さんは売上を最大に、経費を最小にといっていますが、ここでは経費を最小に、売上を最大にと反対にしています。


大企業の場合、順番はこれでもいいのかもしれませんが、やはり順番は経費が先になります。その後売上として回収します。


企業経営の順番が、中小企業の場合特に痛感します。お金を払って経費を使い、売上を作り、集金する。


順番は経費が先です。ここはやはり、経費を最小に、売上を最大にとしたい。


変なこだわりと思うかもしれませんが、やはりこだわるべきだと考えます。


経費を最小に、売上を最大に。です。


*ここで利益を最大にする。


 その利益については、【制度としての会計上の利益】、【会計の本質・原理としての利益】、【キャッシュとの関係】等知る必要があります。これについては後日説明していきますね。



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経営に活かす会計1


経費を最小に、売上を最大に (経営の原理原則)


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