こんにちは。静岡県浜松市 フランチャイズ専門 税理士 鈴木崇之です。
今回は、フランチャイズ関係以外の方、ぜひお読みください。
FCビジネスはいろいろな側面があるのですが、その重要なひとつが、【FCビジネスは教育産業である】ということです。
FCの場合、本部(フランチャイジー)のノウハウを加盟店(フランチャイザー)が享受するためには、優れた本部の教育・研修機能がないと成立しません。
加盟前、加盟後と継続して教育・研修機能が発揮されないと成功はおぼつかないからです。
たとえば、同じチェーンなのにA店は良いけど、B店は悪いでは、・・信用できませんね。お客様は行かなくなります。チェーンとしての信用はありません。
信用が得られれなければ、フランチャイズとしての意義はなく、存続ができません。
そのためFC本部は、ある意味存在意義をかけ、加盟店が必要最低限の質を向上し・マスターできるよう、教育体系をカリキュラム化し重点強化しています。
必要最低限のレベルがそのチェーンのレベルといえます。
つまり、【最低の加盟店のランクが高いこと】が、チェーンの強さ・レベルの高さになるからです。最高点ではありません。最低点が高いことがまず重要です。
本部⇒加盟店、だけでなく加盟店の従業員教育(これはオーナー⇒社員・パート・アルバイト)も同じです。
そのため、ノウハウであるマニュアルがあります。
よくマニュアル人間と悪い意味で使われます。ある意味そうですね。ただ、裏を返せばともかく必要最低限の形を作る意味ではマニュアルの存在はやはり大きい。
それをベースに次のステップとして、臨機応変な対応等は教育できます。
私自身、フランチャイズと普通の中小企業を身を持って経験しているわけですが、実は、この教育のところの差がかなり大きい。かなりの面で普通の中小企業が劣っているところでもあります。
ただ裏を返せば、普通の中小企業がFCの教育体系をうまく利用できれば。のりしろがある分、大きな力に変わるはずです。
FC以外の企業は、ぜひフランチャイズの教育体制を参考に!。
従業員、パートアルバイト教育できっと役に立ちます。
FCのこと以外の、