今日はキッセイ文化の大ホールで、深志高校吹奏楽部の定期演奏会があり、

水野遥佳さんがピアノソロを演奏しました。

ちょうど100年前に生まれた「ラプソディー・イン・ブルー」が、高校生たちによって演奏されるようになるとは、ガーシュウィンも驚くことでしょう!

水野さんも高校2年生で、多勢の部員を相手に、立派にピアノパートを弾ききりました!

高校生の若さで一杯の演奏やダンス、音楽劇などは、子供から年配者まで、みんなが楽しめる内容となっていました。

学校の勉強をしながら、よくこんなに考えたり、作ったり、練習したりできたものだと感心しました。

音楽がない星から地球に来た女の子の話も、想像の世界が膨らんで夢があり、また音楽の大切さを良く伝えていました。

 

音楽はみんなで聴いたり、演奏したりすると、その楽しさが倍増します。それどころか指数関数的に増えるでしょう。

それはみんなが根源的に、ひとつになりたい欲求を持っているからではないかと思います。

ひとりひとりがバラバラなのではなく、もともとみんな繋がっていたんだよ、ということを思い出させるのでしょう。

(心理学では、個人の深層心理の奥に、集合無意識があるとされます)

今日の輝かしい経験は、きっと部員の皆さんの一生の、心の糧となり、支えとなることでしょう!

 

水野さんが演奏する姿を見て、10年ほど前に小学校1年生で初めて、同じステージで演奏した日を思い出しました。

その頃はまだ小さくて、ドレスの方が大きくて、ドレスが歩いているかのようでしたが、小さいながらもしっかりと演奏していました。それからのすばらしい成長ぶりにウルッとしてしまいました。

よく感動したり、嬉しくて涙が出ることがあります。

生徒さんと2台ピアノを弾いている時なんかも、極上の楽しみです!