8月にノアンで、第一回ショパン・プレイエル国際コンクールが行われました。
演奏はプレイエルのピアノで行われ、現代のピアノと、アンティークのピアノを選ぶことができました。
コンクールの名誉会長は、マルタ・アルゲリッチ。
審査員長は、イブ・アンリ先生です。
ショパンのコンクールでは「ショパンらしい演奏」が求められますが、何が一番ショパンらしいのかというのも難しい問題です。
ショパンが生まれたポーランドで行われるコンクールが最もショパンらしいのか、それともショパンが円熟期を過ごしたノアンの方が相応しいのかは、それぞれのご判断になるでしょう。
審査の結果、フランスのラファエル・コラールが優勝しました。
この方は、ジャン・フィリップ・コラールの甥ごさんだそうです。現在、パリ音楽院で学んでいます。
2位と3位は、中国の方でした。
日本人は第二次審査まで2名が参加しましたが、惜しくもファイナルには進めず。
コンクールおよびノアン・ショパン・フェスティバルのディレクターであるイヴ・アンリ氏は、この第1回大会を「多くの点で成功だった」と評価しています。「まず、1週間にわたる厳しい審査を経て、フランスの若手ピアニストの素晴らしい代表者を戴冠させ、中国、フランス、ポーランド、カナダからの才能を発掘しました。この素晴らしい入賞者リストは、アメリカ、中国、日本、ポーランド、フランスから集まった審査員(ボリス・ベルマン、海老彰子、イヴ・アンリ、エヴァ・クピエツ、ブルーノ・リグット、レナ・シェレシェフスカヤ、Danwen Wei)にとって明白なものでした。全員が参加者のレベルの高さと、入賞者の卓越した質を強調しました」。
イヴ・アンリ氏はまた、現地やYouTubeのライブ配信でコンクールを見守った人々の熱狂を称賛しました。「会場では、これほど若い才能が、この場所の雰囲気も無関係ではないであろう集中力、演奏の質、インスピレーションをもってショパンの膨大なレパートリーを演奏する姿に驚嘆する観客の熱気を感じることができました。この第1回コンクールの組織に2年間費やした努力を完全に正当化する素晴らしい成功であり、次回は2029年に行われます。
2029年にも期待したいですね!