認知症の研究では、脳内にアミロイドベータが増えることが原因とされていますが、

「ガンマ波サウンド」を聴くことによって、アミロイドベータの減少が見られるという結果が観察されました。

ガンマ波とは、脳波のパターンのひとつで、26ヘルツから70ヘルツの間とされます。

ガンマ波サウンドでは、40ヘルツの音波を他の音源に組み込み、これを聴いた人の脳波を40ヘルツに同期させることができます。

認知症ではない人も、海馬の萎縮を遅らせることができるそうです。

 

実際に「ガンマ波サウンド」を聴くことができます。

 

ところで、ピアノは音域が広いので、なんとガンマ波の音域をカバーしています。

最低音のラは27.5ヘルツ

最低音のラから、ラシドレと上ったレが36.7ヘルツ、レのシャープが38.9ヘルツ、ミが41.2ヘルツです。

そして、真ん中のドから2オクターブ下がったドが25.4ヘルツ、ドのシャープが69.3ヘルツ、レが73.4ヘルツです。

 

ということは、40ヘルツに近い、最低音のラから、ラシドレミと上がったミの辺りの音を聴いていれば良いということではないでしょうか?

ガンマ波の26ヘルツから70ヘルツというのは、ほぼ最低音の27.5ヘルツから、真ん中のドから2オクターブ下がったドとレの辺りになりますね。

 

ピアノの最低音あたりは使用されることが少なくて、もったいない感じがしていましたが、低い音をどんどん鳴らして耳に聴かせると、海馬の萎縮を遅らせて、物忘れが減る→記憶力が良くなるわけですから、これを使わない手はありません。

確かにピアノの低音を響かせると気持ちがいいですよね。

皆さま、どんどんピアノの低音を使いましょう!

ピアノの練習をしている人は、毎日低音を聴いているのですから、そのために記憶力が良くなっているのかもしれませんね。

ラッキー〜!🌸

 

 

 

 

今日は、こまくさ音楽教室のヴァイオリンの深沢先生が率いる「紅トリオ」のコンサートでした。

こまくさ音楽教室の飯沼泉先生がピアノ担当で、メンデルスゾーンのピアノトリオ1番を演奏されました。

本当にこまくさ音楽教室はすばらしい先生方に恵まれています。

ご自分で演奏したい曲を演奏する、コンサートの企画を立てて実行するというのは最高ですね!

理想的な生き方をしていらっしゃると思います。

こまくさ音楽教室の先生方も受付やアナウンスで協力して、教室の総力体制でした。

私も応援に馳せ参じました。

おめでとうございます!

 

唐突ですが、パンジーの一生について。

 

毎年11月に、こまくさ教室の前や、家の周囲にパンジーを植えます。

パンジーは寒さに強く、冬の間、雪をかぶっても耐えています。

春になって暖かくなると、どんどん成長して美しい花を咲かせ、人間を楽しませてくれます。

 

暑さには弱いので、6月になると枯れはじめ、このような姿になります。

このような時期になると、タテハ蝶の幼虫が見られるようになります。

画面中央の下あたりに黒っぽい幼虫がいます。

黒くて、オレンジの模様がついているので、ちょっとこわい感じです。

こまくさ教室の前にも、タテハの幼虫がいることがあります。

でもこれは毛虫ではないし、害虫ではないので、そっとしておいてあげてくださいね。

やがてこのようなタテハ蝶になり、飛んでいきます。

最近は、トンボや虫が減っているので、きてくれるとホッとします。

私が感心するのは、タテハの赤ちゃんに食べられるパンジーです。

季節が暑くなる頃、パンジーは全ての葉を食べられて、枯れていきます。

自分の身体を蝶に差し出しているかのようです。

パンジーは秋に咲き始め、花のない冬の庭にも彩りを添えてくれて、春には美しく咲き誇り、

最後にはタテハに全てを捧げてから、死んでゆくのです。

 

パンジーを見ていると、「捨身飼虎」(しゃしんしこ)の話を思い出します。

これはインドの説話で、お釈迦さまが前世で薩埵王子だった時、飢えた虎と7匹の小虎を救うため、自らの身を投げ出して食べさせ、虎の飢えを救ったという話です。

法隆寺の玉虫厨子に描かれているのを、実際に見たことがあります。

すごいお話ですね。

 

そしてまた思い出したのが、「ジャングル大帝レオ」の最期です。

手塚治虫の「白い獅子レオ」ですね。

レオは最後に、凍りつく雪山で、同行の人間を助けるために、自らを殺させて、自分の肉と毛皮を与えます。

それがレオの最期なのです。

そんなにすごいライオンがいるの?と思いますが、これはまさに「捨身飼虎」から来ているのですね。

 

パンジーを見ると、お釈迦さまの「捨身飼虎」と「白い獅子レオ」を思い出すのでした。

 

 

 

 

 

 

 

今日は豊科公民館ホールで「3人のコンサート」があり、応援に行ってきました。

子供から大人の皆さんが楽しめるコンサートとのことで、ぬいぐるみが出てきたり、アニメのコスプレをした人がパフォーマンスをしたり、みんなで歌ったり手拍子をしたり、音の出る楽器で演奏に参加したりと、様々な工夫が凝らされていました。

ピアノの連弾やジャズピアノ、ブギウギ、ミュージカル曲など、ピアノの魅力を存分に引き出したうえ、後半ではきっちりとクラシックを聴かせてくれました。

今日のコンサートを企画・準備して下さった皆さんどうもありがとうございます。

そして3人のピアニスト、おめでとうございます!

 

写真がないので、どなたか写真を送ってください!

日本でピアノが作られるようになったのは、1900年(明治33年)のことでした。

ヤマハの元となる日本楽器製造株式会社によるものです。

それまで欧米で作られるピアノは木目でしたが、日本は湿度が高いので、湿気対策として漆が塗られるようになりました。

その漆が黒だったというわけですね。

「黒いピアノ」は日本で始まって、世界に広がったなんて驚きですね。

ピアノを黒く塗ると、木目を合わせる必要がないので、安価で製造できるようになり、大量生産ができるようになりました。

また黒というのは格式が高く、高級感があると考えられました。

 

戦後、日本の音楽教育方針により、家庭にピアノが普及するようになります。

そして1965年、日本のピアノが世界の生産数で第一位になり、海外にも輸出されるようになりました。

世界は日本のピアノに接して、生産性が上がることや、塗装により傷から守られるなどの利点を知りました。

そのため海外でも日本を真似て、黒いピアノが作られるようになったのです。

現在のピアノは黒が主流ですが、その理由は日本の湿気によるものでした!

 

 

現在のピアノは、不飽和ポリエステル塗装になっていますが、

漆のピアノも弾いてみたいものですね!

 

 



 





 

 

 

2021年にアメリカの国立衛生研究所は、ピアノのような新しいスキルを習得する練習では、頻繁な休憩を行なった方が上達できるという研究結果を報告しました。

この研究では。スキルの上達は練習中には起こらず、休憩中のみに発生することが示されています。

 

 

う〜ん、「練習中には上達しない」ってことはないと思います。

練習した翌日に、前日に練習したところができるようになっているということはありますね。

睡眠によって上達するということはあると思います。

休憩も適度に取ると良いのでしょうね。

今日は久々のお休みです。

畑の野菜がたくさん採れました。

 

猫はいつも笑ってる。