初めて経験する味覚障害にコロナ感染を疑いながら受診するも、「風邪でしょう」との診断に一安心した私。
痰や鼻水に対する薬を処方してもらい、これが良くなれば味覚の方も徐々に戻るはずと信じていました。
しかしその日からが味覚障害のピークだったようで…
「味が薄いかな？
」から「全く味がしない
」に変わってゆき、ピーク時にはこれならさすがに味がするだろうと思って食べたカップラーメンすら全くの無味！！
やたら甘い栄養ドリンクも無味！！！
何故か鼻詰まりは無かったので匂いはするものの、何を食べても味が全くしない日々が続きました…
料理の味見も全く役に立たないので、完全にレシピ通りもしくはいつもの分量で夫に味見をしてもらってなんとか
数日様子を見ても一向に改善の傾向がなく、先が見えなくて本当に元に戻るのかと不安な日々でした
幸い、仕事は味がしなくても支障のない業務内容なので個人的な不便だけで済みましたが、これが料理人とかだったら絶望ですよね
しかし今回つくづく思い知らされたのは、食って物凄く日々の癒しになってるんだということ。
仕事で疲れても、子どもたちに振り回されて白目剥いても、ちょっと息抜きに甘いものを食べるのが唯一の楽しみで癒しだったというのに、それが全く味わえなくなってしまって
何処かへ遊びに行ったり人と会ったり気軽にできないなかで、人生の楽しみのほとんどが食になっていたということに気付かされました
何を食べても味がしなくて食事のたびに絶望して、だんだん思考回路もマイナス側に偏っていきました
コロナじゃないって話なのにこんなになってしまって、風邪ごときをここまでこじらせるほど弱っちい体で双子育てながらワーママなんてやるべきじゃなかったんじゃないか…と、本気で仕事辞めようかとまで考えました
そんな状態が2週間以上続きました。
またまた続きます。