毎月、毎月、毎月毎月毎月毎月
月の始めに僕は目標を立ててきた。
それは自分の決意の確認であったけれど、同時に逃げたい自分を縛るものでもあった。
毎月目標を立ててそこに向けて頑張る僕に称賛の言葉を投げ掛けてくれる方もたまにおられるけど、本当の僕はそうじゃない。
目標を立てないと現実から逃げて何もしなくなってしまう。
目標を立てても結局逃げ出してしまったことも数知れない。
温かく見守ってくれる人がいなければ何も頑張れやしない。
それが分かっているからこそ、この夏の目標は僕にとって特別なものだ。大学生活のタイムリミットはもうそこまで来ている。今度逃げれば、欲しかったものが2度と手に入らない。だから、今までのように目標を立てるだけ立てて逃げることは許されない。次こそはこれまでの自分とは違う自分になる。