こんばんはあっそうかですあ

 今日は以前の話の続きになります。
 *うちの大学の人達を主に対象に書いています。

 以前にもお話したとおり、あっそうかの大学は院編入を目指している人が多く、その人達の言い分によると単位は可(60点)よりも良(70点)。良よりは優(80点)が良いに決まってるらしいです。テスト前であっそうかも少し単位について考えていたので、今日はこの事について書きたいと思います。

 前にも書きましたが、こういう所に院編入を志望する人達の矛盾が垣間見える気がします。

 その人達は、今の大学では出来ない研究を他の大学でしたいという大義名分を掲げていましたが、これがもしも本当なら今回の話は論理的にかなり矛盾を孕むと思われます。

 論理の流れを見ると

 知的探求したい
 ⬇
 自分のやりたいことの出来る研究室に行きたい
 ⬇
 自分のやれる限りで積極的に知識を吸収しようとする
 ⬇
 望みの研究室に行く

 という流れなら理解できますが、今回の場合だと

 知的探求したい?
 ⬇
 自分のやりたいことの出来る研究室に行きたい
 ⬇
 良い単位がとれるように頑張る
 ⬇
 望みの研究室に行く

 上のプロセスだと、望みの研究室に行くというのが理系としての人生の過程になっていますが、この下のプロセスだと望みの研究室に行くということが完全にゴールとなってしまっていて、知的探求したいということに矛盾が生じています。

 少しでも良い単位が編入に必要だから勉強するなんていうのは、他の大学の院に行って研究したいという純粋な気持ちからははるかにかけ離れていて、もはや目的がお門違いになってしまっていると思います。

 もちろん、自分は就職の為に単位が必要なんだ。勉強自体にはあまり興味が無いが、それ以外のことで頑張っているんだ。という人はそれはそれで凄いことで、その人の生き方を否定することは出来ないと思います。

 しかし、理系として生きていくなら話は別だと思います。完璧を狙わずに満点から二十点も落とした所を狙う人が、まだ誰も見たことの無いものを創ることの一端ですら担うことを想像することは難しいと思います。

 これまでのノーベル賞を取った偉大な科学者はもちろん、理系として活躍されてる方は何よりも自分の研究が好きで好きで仕方なく、気が付いたら私達にとってとても大切なものを残していってくれていったんだと思います。

 もしも、そんな先人の背中を見据えて理系の道に進むなら、そこには一切の妥協も許されないと思います。うちの大学の人達を見ていて、もう一度自分が何に向かっているのかを考え直すべきだと思いました。

 では、みなさんごきげんよう高通通