[草莽崛起~阿蘇地☆曳人のブログ から]
見えないリバイアサン
第 5 章 今日の価値論争
第 3 節 新正統派と価値形態の再発見
第2項 抽象的労働 Vs. 対象化された労働
抽象的な労働を対象化された労働に対置する新正統派の試みの出発点は「価値形成的労働」に関するマルクス自身の処理の批判的な再考である。彼らは、マルクスの議論に少なくとも曖昧さを、悪くすれば矛盾すら見出す。すべては、資本論第1部の次の一句にかかっている。 《すべての労働は、一面では、生理... 続きを読む
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見えないリバイアサン
第 5 章 今日の価値論争
第 3 節 新正統派と価値形態の再発見
第2項 抽象的労働 Vs. 対象化された労働
抽象的な労働を対象化された労働に対置する新正統派の試みの出発点は「価値形成的労働」に関するマルクス自身の処理の批判的な再考である。彼らは、マルクスの議論に少なくとも曖昧さを、悪くすれば矛盾すら見出す。すべては、資本論第1部の次の一句にかかっている。 《すべての労働は、一面では、生理... 続きを読む