中野徹三・藤井一行編著『拉致・国家・人権??北朝鮮独裁体制を国際法廷の場へ』(大村書店 2003/11 、2000円) 中野徹三=藤井一行氏の立場は、明快である。「被害者は祖国に、犯罪者は国際法廷に」である。マルクス主義を人間の学として受容し、人間性に対する犯罪としてスターリン体制とテロルを告発してきた著者たちならではの率直さで、北朝鮮金正日体制を批判・告発し、日本人拉致被害者を一日でも早く現状回復=帰国させよと主張する。 それらの論証は... 続きを読む
中野徹三・藤井一行編著『拉致・国家・人権??北朝鮮独裁体制を国際法廷の場へ』(大村書店 2003/11 、2000円) 中野徹三=藤井一行氏の立場は、明快である。「被害者は祖国に、犯罪者は国際法廷に」である。マルクス主義を人間の学として受容し、人間性に対する犯罪としてスターリン体制とテロルを告発してきた著者たちならではの率直さで、北朝鮮金正日体制を批判・告発し、日本人拉致被害者を一日でも早く現状回復=帰国させよと主張する。 それらの論証は... 続きを読む