新しい期になり、早一ヶ月過ぎたので、いろいろ整理してみようと思いますよ。

組織変更に伴い、これまでの業務を持って今の部署に来てすぐのときには、

「何だ、ただの席替えじゃん。」

と思っていたアソシエなのですが、今ではその考えを改めなければいけないなと思っています。


というのも、今の上司は非常にコミュニケーションを重視する方なようで、部のメンバーがそれぞれ、どんなスキル、嗜好を持っていて、どういうことを考えているのかをみっちりヒアリングされるのですよ。
先日も目標面談をしていただいたのですが、こちらの考えに対して、非常に親身にアドバイスしてくださった上に、後日もう一度時間を設けてくださることになりました。
私だけでなく、メンバー全員対してです。


とまあ、こんなこともあんなこともありつつ、一ヶ月過ぎていったわけですが、これまで良い意味でも悪い意味でも、放置プレイ状態だったアソシエとしては、日々新鮮365という感じです。

そんな日々を過ごしつつも、いつの間にか結構経験してきた人事異動において、上司が変わったらやるべきあれこれを3つにまとめてみますよ。
ちなみにアソシエは、現在入社17年目(年齢がバレル)ですが、人事異動は今回で9回目です。
そのうち、新たな業務を着任した人事異動は3回。その他は組織変更による異動で、業務を持ったまま転籍しています。

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<上司が変わったらやるべきあれこれ>
1.周りだけでなく、上司には元気よく目を見て挨拶をしよう。
「おはようございます。」「おつかれさまです。」「お先に失礼します。」「食事に行ってきます。」
など。
なかなか自分(上司)から話しかけることが苦手な人がいます。
話しかけやすい雰囲気やきっかけをこちらから作ってあげましょう。


2.上司を注意深く観察しよう。
上司の言動や癖などから、上司の性格や思考パターン、嗜好を読み取りましょう。
何も上司に媚びたり、気に入られるために、観察するのではありません。
コミュニケーションを取る際に、何が有効なのかを見極めるためです。
例えば、業務のことを説明したり、決裁を取る必要がある場合に、この上司の判断基準はどこにあるのかを知る必要があります。

・数値を見て判断する、そしてどういう数値を基準にするのか。
・図やグラフを見て理解しようとするタイプなのか。
・口頭での説明や議論を好む人か、それともメールやドキュメントなどで見て自分で判断したい人なのか。
・大局を重んじる人か、細部まで気にする人なのか。
・大風呂敷を好むのか、実際的な案を好むのか。
・すべてを管理したがるのか、放任タイプなのか
・将来的な展望を好むのか、今目の前の危機に目を向けるのか


3.上司が自分に何を求めているのかを知ろう。
自分がチームメンバーとして、効果的に動くために、上司が自分に何を求めているのか知ることは重要です。
そのためには、自分のスキルをうまく上司に伝える必要があります。
ただ上司によっては、そういうアピールをうっとおしいと思う場合もあります。
有効なのは、自分の業務について、上司に「相談」することです。
上司は役目柄、部下から「相談」されたら、耳を傾けざるをえません。
嫌でもコミュニケーションを取る機会が出来ます。
注意しなければならないのは、その「相談」の答えを、上司に期待してはいけません。
答えは自分でちゃんと用意していきましょう。
上司だからといって、訳のわからない「相談」をされても、上司は不愉快になるだけです。
「相談」をし、その答えに対するアドバイスを求めることで、自分がしている業務の説明や、持っているスキルを披露したりすることが出来ます。

そうはいっても、上司は自分に何も求めていないこともありますので、その場合は放置プレイを楽しむ寛容さも必要です。


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先日の面談のときの話。
上司が、
「いろんな人(歴代の上司含む)に『○○さん(=私)ってどんな人?』って聞いたら、みんな『ヴァイオリンやってる』と言ってた。」
と言ったこと。


社内ではアソシエは、『Webの人』ではなく、『ヴァイオリンの人』として、ブランディングされているらしいです。
一応仕事も一生懸命やってるので、仕事絡みのコメントが欲しかったなあ。