千葉の結婚相談所アシストワン船橋の佐藤です
成婚率のことを聞かれることがありますが、実は成婚率の定義は定まっていないんです。なので計算式は各社まちまちのようです。したがって、ホームページ等に成婚率を表示するときはその計算式を但し書きに書くのが一般的です。
一般的に用いられている成婚率、恐らく一番多く使われている成婚率の計算式は、
「退会された方の中で成婚退会された方の比率」です。
退会には、通常退会と成婚退会があります。
通常退会というのは、
・私には合っていないので結婚相談所を辞める
・病気になってしまって婚活どころではなくなってしまった。
・別の相談所に入るので今の相談所を辞める
というようなことが考えられます。
成婚退会というのは
交際中の方とお互い結婚の意志が確認されたのでもう婚活は止めます。
ということになります。
一般的には、プロポーズが成立した段階で成婚退会となります。
結婚式を挙げたり、入籍を済ませてからではなく、婚約された時点で成婚退会となるのが一般的です。
通常の結婚相談所であれば、成功報酬として成婚料があり、そのお支払を受けて成婚退会となります。
それでは成婚率というのはどのくらいが普通なんだろうかという質問があります。
NNR(日本仲人連盟)という結婚相談所のネットワークがあり、そこのデータを入手したのでご紹介しておきます。
直近1年間の
退会数は4,540名
そのうち成婚退会数は1,560名
一般的な計算式で計算すると
1560÷4540×100=34.3%
この34.3%という数字は、結婚相談所全体の平均値と考えてもよさそうです。
なぜなら、NNR(日本仲人連盟)には約850の結婚相談所がぶら下がっていて、常に15,000名程度のプロフィールが登録されている中でのデータなので信頼性は高いと思われます。
イオングループのツヴァイという結婚情報サービスの公表している「成婚退会率」というデータがあります。
成婚退会率 47.1%(2014年2月期)
とうたっています。
残念ですが、この数値を先ほどの34.3%という成婚率と比べることは出来ないんです。
結婚相談所のように会員が婚約したのかどうか把握する仕組みがないんです。基本的には、お相手のプロフィールを紹介するのであとは自分達で連絡取り合ってください。という仕組みなので交際状況も把握していません。
退会を申し出た会員に、退会理由を尋ねて統計をとっているそうです。
そして、この成婚退会率の定義は
退会した会員のうち「結婚・婚約・交際」を理由に退会された会員数の割合となってます。
しかも、ツヴァイで紹介された方との結婚・婚約・交際ということはどこにも書いていないんです。
先ほどの、NNRのデータのうち成婚者の中には、NNR以外の連盟を通じて成婚された方も混じっているはずなので、一概には言えませんが、感覚的には9割位の方が、所属する相談所を通じてお見合いした方との婚約が整って成婚退会となっていると思います。
成婚率はあくまでも比率なので、会員数の少ないアシストワン船橋のようなところは成婚率が高くなりがちです。
アシストワン船橋の場合は、学校の一クラス分の会員をきめ細かくサポートしながら二人三脚で成婚を目指そうとしています。
そのようなことから通常退会される方が少ないので成婚率が上がってしまうんです。
ちなみに、アシストワン船橋の直近1年間の成婚率は75%です。
男性は85.7%、女性は60%でした。
※期間2014年1月から12月まで、退会された方のうち婚約して退会された方の比率。お試しで活動された方は除きます。
会員があまり止めずに、毎月のように成婚退会される方がいれば驚異的な数字になります。
結論は、相談所選びの参考にはなると思いますが、成婚率はあまりあてにならないかもしれません。
それよりも、相談所の姿勢が自分に合っているのかどうかを見極めることだと思います。
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