千葉の結婚相談所アシストワン船橋の佐藤です
データで見る結婚・婚活シリーズの4回目は「生涯未婚率」についてです。
生涯未婚率という国の統計データは、難しい計算式があるようなのですが、簡単に言うと50歳時点で一度も結婚したことが無い人の割合ということになります。
50歳を過ぎて結婚する確率は少なくなることからほぼ実態に近い数値と考えてもいいのでは無いかと思います。50歳時点で独身でも離婚して独身の人はこの数値に含まれません。
データは1920年からありますが、
男性は1970年頃まで、女性は1960年頃までは2%未満でした。
その後徐々に生涯独身率は上昇しています。
<男性> <女性>
1970年 1.70% 3.34%
1980年 2.60% 4.45%
1990年 5.57% 4.33%
2000年 12.57% 5.87%
2010年 20.14% 10.61%
2020年 26.00% 17.40% (推計値)
2030年 29.50% 22.50% (推計値)
5年に1度行われる国勢調査のデータが基になっていますので、現時点での直近のデータは2010年が一番直近となります。それ以降は国の推計値です。
この推計値が正しいのかどうかは、2015年の国勢調査の数値が出揃うと検証されることになります。2015年の推計値は男性22.70%、13.60%となっていますので、実態がこの数値より下回ればいいなと思います。
2010年のデータからすると、現時点でも男性の5人に1人は一度も結婚することなく一生を終わることになります。女性は10人に1人が同様な結果となっています。
ひとつ考えていただきたいのが、生涯未婚率というのは50歳時点で一度も結婚したことがないというのが定義です。今30代半ばの人は2030年には50歳ということになります。ということは今30代半ば過ぎの人の男性は3割、女性は2割の人が生涯未婚となるというのが推計値です。恐らくこのグラフの延長線上にいる今30歳くらいの人達の生涯未婚率はもう少し高まっているのかもしれません。
いかがでしょうか、
皆さんの周りを見渡してみてこの数字は実感できるでしょうか?
私には、もっと独身の方が多いように感じます。
この数値には一度結婚の経験のある方は含まれないので当然かもしれません。
葬儀屋さんとお話すると、
ご両親が他界されている独身の方がなくなったとき、親戚や身内の方に連絡取るのが大変。お葬式は誰が出してくれるの??
直葬といって、葬儀はやらずに火葬場まで、、というケースも増えてきているそうです。
ご両親とお話すると、
今は私らがいるからいいけど、私らは先にお迎えがくるので、残った息子はどうなるんだろう。。。心配です。
当の本人達とお話すると、
いつかは結婚するときがくるだろう。。とあまり深刻には考えたことが無いままま50歳を過ぎてしまいました。。いまから婚活するにしても年老いた両親もいるので大変じゃないかなぁ。。。
多様化の時代なので、結婚だけがいい訳じゃありません。
独身だって生活するには便利な時代になってきました。
そんな中で、やっぱり結婚したいなぁ。。と感じるなら1日も早くアクションを起こすのが良いとおもいます。だって黙って待っててもいい縁は訪れません。
平均初婚年齢を超えているなら、積極的にいい出会いを求めないといけないと思います。
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