あなたの事業をアシストします！
株式会社乾杯・KANPAI
あなたの事業アシストオフィス統括秘書の櫛田嘉代です。
ちょっと間が空いてしまいました(^_^;)。
その間に、今年もあと13日となりました！
ここ数回、お伝えしていた
「セミナーをサポートする時のポイント」は
今日はお休みにさせていただきますね。
というのも、先週、11月末に参加した
石巻高校でのキャリアセミナーの受講者の感想が送られてきたので
キャリアセミナーのことを書きたいと思います。
「キャリアセミナーとは何ぞや？」とお思いの方も
少なくないと思うので、ご紹介しますね。
NPO法人ハーベストさんが10年前から行っている活動です。
ハーベストさんのホームページによれば
高校生や大学生の時に、もっと世の中のさまざまな仕事や
生き方を知っていたら…こう思う社会人の方は多いと思います。
ハーベストの「授業導入型キャリアセミナー」は、宮城県内の
高等学校で進路指導やキャリア教育の一環として
導入されています（平成26年度はおよそ40校で開催予定）。
実際にご協力いただいている社会人市民講師の方は
年間400名をこえます。
1校あたり20名から40名の市民講師に参加いただき、少人数の
車座形式で高校生に仕事や生き方についてお話しいただく
ことにより、生徒たちは想像以上に多彩で豊かな選択肢がある
ことに気づきます。
自分が何をやりたいのか、どうありたいのかを考える機会は、
若者の心の成長と自分の人生を主体的に考えることに役立って
います。
とあります。
記憶をたどると、私が初めてキャリアセミナーに参加したのは
9年前か10年前です。
小学校の教員を辞めて仙台に戻ってきた後
アルバイトをしながら、採用試験の準備をしていました。
とあるアルバイト先でお世話になった方から
前職の職場のお話をいただいた時、そのお話をお受けすると同時に
決めたことがありました。
それは
すぐではなくてもいいから子どもと関わる活動をする
ということです。
それから、7～8年後、キャリアセミナーにお声がけいただいて
「これだ！」と思ったのを覚えています。
それから、1年に1校以上は参加しています。
自分が何者か、どんなテーマで話すのか
どんな学生時代を過ごしたのかなどを記載する
プロフィールシートを見て、生徒さんたちは受講するかどうかを
決めます。
ということは、ただただ履歴書のように書いてしまっては
生徒さんたちに刺さらないのです。
当時のハーベストのスタッフの方にサポートしていただきながら
作り上げたのを覚えています。
大変だったことは確かなのですが
自分を振り返るいい機会になり、自分が好きなものやこだわりを
再確認することもできました。
当日、話を聴いてくれた生徒さんが受講票を書いていて
その写しが後日送られてきます。
それを見ると
・伝わったこと・伝わらなかったこと
・自分が想定していない意外な視点で捉えていたこと
などが分かります。
そうして回数を重ねていくと、「これを伝えたい！」という
欲が出てきます(笑)。
さて。
今回、受講票が送られてきた石巻高校でのキャリアセミナー。
この学校独自の方法が取られています。
それは事前課題があることです。
この高校は「職業講話」として行っているので
私は事務職に関する事前課題を出しました。
今日一日で完了しなければいけない仕事が４つあります。
どの順番で仕事をしますか？
その順番にした理由も一緒に考えてください。
（１）銀行で現金をおろす
（２）お客様１００社宛に送る文書（枚数は２枚）を封詰めし、
郵便局に出しに行く
（３）その日の入出金伝票を作る
（４）上司から依頼されたテーマについて、調べて報告する
キャリアセミナーの前に
受講者の希望した理由が書かれた希望票と
事前課題のレポートが送られてきました。
このレポートを見てビックリ！
ほぼ全員が、効率的な順番で、理由も明確！
中には
「お客様のことが優先」
「自分より上の人に迷惑をかけないように」
などの記述もありました。
脱帽だったのはこちら。
仕事の効率を重視したものにしました。（中略） 郵便局へ出しに
行きます。その流れで銀行へ行き、お金をおろします。
その間の移動時間で（４）のテーマの内容を考えておきます。
私が高1の時には、こんな答えは出ません(^_^;)。
キャリアセミナーでは
・事前課題のレポートが素晴らしかったこと
・事前課題を出した意図
・希望表に書いてあった質問
についてお話をしました。
途中、生徒さんたちにも自己紹介をしてもらい
ちょこちょこ会話のキャッチボールもしました。
そんな50分間で、たくさんのことを感じてもらえたことが
受講票を見て分かりました。
毎回のことながら、受講票は私にとって
生徒さんたちからのプレゼントです。
読むと、元気をもらえます。
明日からまたがんばろうと思えます。
次に話す時に、恥ずかしくない自分でいたいと思います。
「先に生まれただけの僕」というドラマの最終回で
嵐の櫻井クン演じる校長先生が生徒たちに対して
「自分が彼らより先に生まれただけだ」という話をしていました。
まさにその通りで
たまたま「生徒」と「キャリアセミナーの講師」として
出会っただけのことなのだと思います。
講師をする人たちが、彼らの少し先を既に歩いているから
彼らに語れることがあるのだと思います。
今という時代は、特にこういうコミュニケーションが大事だと
個人的には思います。
どの学校でも、このような取り組みが普通に行われるといいなぁと
思っています。
石巻高校でもご一緒した福田沙織さんが
キャリアセミナーのことをブログに書いていらっしゃいます。
講師として、ハーベストの理事として関わっている彼女のお話を
ぜひ、お読みくださいませ。
「キャリアセミナーって、なんだ？」
https://ameblo.jp/saori-fukuda/entry-12336693335.html
これからも、できる範囲でキャリアセミナーに参加していきます！
では、また(^^)。
◯12月29日（金） 13時30分～17時30分
「公輝の部屋」拡大版
第一部：13時30分～15時30分
パビリ大一期生 太田かおりさんのかっさ講座
第二部：15時30分～17時30分 販促井戸端会議「公輝の部屋」
◯2018年1月23日（火） 19時～21時15分
※お申込はこちらからどうぞm(_ _)m
【あなたの事業アシストオフィス主催】
◯12月21日（木） 13時30分～19時30分
「よろずや」
①13時45分～14時45分 ②15時15分～16時15分
③16時45分～17時45分 ④18時15分～19時15分
参加費：￥3,000（RCBC会員の方は￥1,500）
※お問合せ・お申込はkushida☆kanpai-kanpai.comでも承ります
（☆を＠に変えてメールをお送りください）