昨日・・・

1992年の2月20日に起きた、「飯塚事件」の再審請求が、

棄却されたわけですが、女児2人を最後に目撃した女性が、

事件発生当時の証言を翻した事が新証拠との事です。

 

そして・・・

事件が発生した日の午前11時に、元死刑囚ではない男が、

白いワンボックスカーに、女児2人を乗せていたという、

目撃証言が2つ目の新証拠として再審請求されました。

 

ですが・・・

1つ目の新証拠は、事件発生当時に女児が連れ去られて、

車に乗せられたとされる場所で、元死刑囚の車を見た人は、

4人もいたわけで1人が翻しても3人が残るわけです。

 

ですから・・・

有力な新証拠にはならないわけで、目撃証言が3人あれば、

1人が警察に誘導されたといって、当時の証言を翻しても、

状況に変化が生じるほどの事にはならないのです。

 

それと・・・

2つ目の新証拠は、女児2人の死亡推定時刻はほぼ同時で、

胃の内容物の消化から、7:30~9:30と推定されていて、

最後の目撃情報が8:30なので、8:30~9:30なわけで、

事件当日の11時にはすでに殺害されていたのです。

 

なので・・・

白いワンボックスカーに、乗車していた女児2人は別人で、

無関係な事が明らで、当然、有力な新証拠にはならないし、

「足利事件」のDNA鑑定が間違っていて、「飯塚事件」も、

同じ方式だった事から冤罪と言い出したわけです。

 

ところが・・・

「足利事件」の場合は、DNAが唯一の証拠だったのですが、

「飯塚事件」の場合は、2人の女児に付着した繊維鑑定や、

元死刑囚から押収した車の、血液反応や尿反応などなど、

物証とも言える有力な証拠が他にもあるわけです。

 

さらに・・・

当時の間違ったDNA鑑定は、証拠採用されていないわけで、

他の状況証拠から有罪認定し、死刑判決を下しているので、

「足利事件」と違い、これっぽっちも冤罪の可能性はなく、

死刑を執行された元死刑囚が100%犯人なのです。

 

そもそも・・・

元死刑囚は、1988年に発生した7歳女児行方不明事件でも、

不明女児の最後の目撃者だったわけで、逮捕後に行われた、

ポリグラフに強く反応し、その反応を示した雑木林からは、

不明女児の失踪当時の着衣が発見されたわけです。

 

つまり・・・

元死刑囚にアリバイがあれば、冤罪の可能性が出ますが、

事件発生当時のアリバイがなく、母のところに米を運んだ、

と証言したわけですが、母親は全く覚えていないとの事で、

他の証言も状況に応じてコロコロ変えているのです。

 

要は・・・

秘密の暴露と同等の、犯人じゃなければやらない事があり、

元死刑囚が知人の女性に対し、「事件当日の朝から2時間、

一緒にお酒を飲んでいた事にして!」と偽装工作を依頼し、

その口止め料として5万円を手渡しているわけです。

 

というわけで・・・

弁護士は馬鹿でなないので、元死刑囚が100%真犯人だと、

わかっているはずなわけで、奥さんから依頼されたからと、

テレビで記者会見をし、顔と恥を晒す事が不思議なわけで、

支持者は、国家による陰謀論が大好きな人達です。

 

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