私が・・・
個人で保有している、六本木の古い区分マンションですが、
耐震診断でNGだったわけで、耐震補強工事が2億との事で、
5年前に建て替えの話しが持ち上がったのです。
それで・・・
当初、三井不動産レジデンシャルが手を上げていましたが、
隣接地に反社会勢力が所有するビルがあるとの事で、一旦、
手を引くとの事で建て替えの話しが流れたのです。
その後・・・
コンサル会社を通じ、三菱地所レジデンスが手を上げて、
建て替え決議が、去年9月に賛成多数で可決されたわけで、
来年末から解体工事が始まる予定だったのです。
そして・・・
賃借人との立退き交渉も決着し、楽しみにしてたのですが、
建築費の高騰が尋常じゃなく、当初の計画では建たないと、
条件の変更が必要だと先日通知がきたわけです。
つまり・・・
このマンションは、建築当初と用途地域が変わったわけで、
六本木ヒルズの再開発地区の、道を挟んで反対側に位置し、
容積率が余っていて、それが購入動機になったわけですが、
こんなに建築費が高騰すると思わなかったのです。
要は・・・
このマンションが、建築費の高騰で建て替え出来なければ、
建て替えが可能なマンションは、存在しないと思うわけで、
既に工事が始まったマンションは、ラッキーと思いますが、
工事がこれから始まるマンションはアウトです。