世界の・・・
最高レベルで、打者でもあり投手でもある大谷選手ですが、
水原通訳の一件で、メンタル面からくるプレーへの影響が、
心配されましたが我々の思い過ごしだったようです。
いや~・・・
肘の手術の影響で、今年は打者に専念しているのですが、
毎日「凄いな~!」と思いながら、報道を見ているわけで、
三冠王とMVPの両方が狙えそうな勢いがあります。
それで・・・
野球の天才同士の、イチロー選手と大谷選手を比較すると、
イチロー選手の場合は、バットコントロールが変態的で、
最後まで態勢が残っているので球を打てるわけです。
そして・・・
絶妙な位置で球をミートし、野手のいないところに落とし、
瞬時に走り出すわけで、2秒でトップスピードに入るので、
内野の守備を抜けなくても安打にしてしまうのです。
まぁ・・・
それまでの大リーグは、パワーとスピードだけが主流で、
新しい野球の考え方を大リーグに持ち込んだと思うわけで、
日本人の野手として初めて成功を収めた選手です。
それと・・・
大谷選手は、世界の最高レベルでも打者も投手も一流で、
大柄の外国人に負けない、パワーとスピードを持っていて、
打球速度が速過ぎて内野手が反応できないわけです。
ですから・・・
ホームランにならなくても、ゴロや低い角度も安打になり、
打率が高くなるわけで、身体が大きい割には俊足ですから、
2塁打や3塁打といった長打も多くなるのです。
つまり・・・
二人共野球の天才に間違いないのですが、タイプが違って、
バットコントロールと俊足で安打を量産し、84年ぶりに、
年間安打の大リーグ記録を、塗り替えたイチロー選手は、
守備範囲がとても広く強肩でもあったわけです。
要は・・・
強肩俊足という共通点があり、大谷選手は世界レベルでも、
最強のパワーとスピードで、誰よりも打球を遠くに飛ばし、
球を投げれば誰よりも早い球を投げ、多彩な変化球を用い、
世界レベルの打者をてんてこ舞いさせるわけです。