今から・・・
ちょうど29年前の3月20日に、地下鉄サリン事件が起こり、
私は仕事の関係で地方にいたのですが、もし東京にいたら、
どこかでサリンを吸っていたかも知れないわけです。
なので・・・
ニュースを見て恐怖を感じたわけで、化学兵器を使用した、
無差別殺人が、いつも利用している地下鉄で起きたわけで、
たまたまですが地方にいて良かったと思ったのです。
それで・・・
ほどなくして、オウム真理教の犯行だとわかったわけで、
オウム真理教がそこまで過激とは思っていませんでしたが、
選挙活動が不気味だったので知っていたわけです。
いや~・・・
白い服に身を包み、麻原彰晃のお面を被って踊るわけで、
「ショッコウ~ショッコウ~アサハラショッコウ~」と、
あれで当選するはずないと25歳の私は思いました。
つまり・・・
あの不気味な衆議院選挙から34年、サリン事件から29年、
今の若い人はオウム真理教を知らないわけで、約6年前に、
麻原彰晃の死刑が執行されたのですが、遺骨は国が管理し、
裁判で次女と争っていましたが国側が負けました。
要は・・・
オウム真理教の後継団体があり、遺骨が宗教利用されると、
同じような犯罪が起きかねないと国側は主張し、次女側は、
純粋に娘として、静かに悼んで弔いたいと主張したわけで、
国側の主張には裏付けがないと次女が勝ったのです。
ですから・・・
国側が控訴するかも知れないのですが、事件から約30年後、
オウム真理教の麻原彰晃を知らない人が大半を占める中で、
神格化され、後継団体に宗教利用されたら堪らないわけで、
我々は次女が遺骨を売らない事を願うしかないのです。