例えば・・・
我々の不動産業界は、売りたい人と買いたい人を繋げて、
契約する事が主な仕事ですから、契約書に貼る収入印紙を、
予め買っておいて必要な人に売ったりするわけです。
それで・・・
収入印紙の場合、郵便局の窓口で買う場合は非課税ですが、
我々が売る場合は消費税が乗るわけで、インボイス制度で、
額面10,000円の収入印紙が11,000円になるのです。
いや~・・・
これが、インボイス制度の本当の狙いかも知れないわけで、
今まで曖昧だったところから一滴の漏れなく税金を徴収し、
結果的に税収を上げるという静かなる増税なのです。
また・・・
消費税の仕組みというのは、売却時に払った消費税から、
仕入れ時に払った消費税を控除して差額を支払うわけで、
免税業者と取引きをすると10%も損をするのです。
なので・・・
年商1,000万円以下の、本来は免税業者の個人事業主も、
インボイス登録をして、課税業者にならなければならず、
免税業者のままにしておくと仕事が減るわけです。
つまり・・・
ありとあらゆる全ての人からきっちり消費税を取る戦略の、
静かなるステルス増税と思うわけで、政権支持率低下の、
これがひとつの原因である事は間違いないと思うわけで、
岸田さん、歴史に残る「増税メガネ」と思うのです。