倒産が・・・

最近急増しているとの事で、コロナ融資で延命した会社が、

元本返済猶予期限を迎えて、とうとう限界に達したわけで、我々中小企業にとっては今が最大の試練と言えます。

 

それで・・・

物価高騰で原材料価格が上がった業種は特に厳しいわけで、

すぐに販売価格に転嫁出来ればいいのですが、転嫁すれば、

客足が遠のいて行くも地獄退くも地獄となるのです。

 

そして・・・

建設業が前年同期比36%増で、ダントツTOPだったわけで、

資材費の高騰が続いた影響で倒産件数が激増し、その次が、

円安による輸入物価高が響いた製造業となりました。

 

いや~・・・

我々の不動産業にも同じ事が言えるわけで、物件の価格と、

付加価値を加えるリノベーション費用が高騰していますが、

それを販売価格に転嫁すれば売れなくなるわけです。

 

まぁ・・・

薄利でも、次から次へと売れているなら問題ないのですが、

特に東京の物件は高止まりしていて、今後下がるだろうと、

様子を伺っている不動産投資家も多いと思うのです。

 

つまり・・・

売上げの減少に加えて、原材料の高騰が追い打ちをかけて、

二重苦、三重苦に陥ってしまった結果だと思うわけですが、

販売価格にすぐには転嫁できないブランド力のない中小は、

実力が伴わないと淘汰される時代に突入したのです。

 

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