例えば・・・
自分自身が、不動産業界に一番最初に入った時に、
口には出しませんが、将来は独立する!と心に決め、
周囲に流されないように過ごしてきたわけです。
それで・・・
最初に入った会社は、独立系マンション分譲会社で、
自社物件の他に、大手事業主の販売代理をやっていて、
正直、真っ黒黒なブラック企業だったわけです。
その時・・・
父が言っていた「学歴がないと苦労するぞ!」という、
言葉の意味がようやくわかったわけで、35の中途採用で、
学歴もない未経験者が入れる会社は少ないのです。
その後・・・
空前の低金利を背景にマンション販売が伸びてきて、
最初に入った会社も、いよいよ12周年といった時期で、
自社ビルを麹町のど真ん中に買ったわけです。
いや~・・・
創業12~3年と言えば、今のアセットパートナーズと同じで、
社員は100人以上いましたが、数十億の自社ビルを買うなど、
いくらブラック企業といってもすごい事だと思います。
ところが・・・
渋谷の雑居ビルの1室から、麹町の自社ビルに引っ越して、
1年かそこらで、今度は自社ビルを売るという噂が流れて、
専務が顔を真っ赤にして「本業で儲けろバカヤロ~!!」と、
我々営業に対して、ものすごい勢いで怒るわけです。
つまり・・・
専務は、「自社ビルを売って数億円の利益を出したけど、
本業のマンションはさっぱり売れてないじゃないか!」と、
我々営業に対し言いたかったわけで、ですがその時私は、
「自社ビルもマンションも同じ不動産じゃないか!」と思い、
買取再販がメインの不動産ベンチャーに転職したわけで、
今のビジネスモデルで独立するキッカケになったのです。