私は・・・
小さな頃からお調子者で、
父や姉から「調子に乗るな~!」と、
いつも叱られていました。
それで・・・
大人になって社会に出てからも、
調子に乗った挙句の失敗や、
楽なやり方を見付けて、
深く考えなかったり、
その反省から、
「慢心こそ最大の戒め」と、
常に心に誓ってます。
ですから・・・
いくら商売がうまくいったとしても、
高級外車で通勤する気にはならないし、
高級なお店で遊ぶ気にもならない、
生活自体は勤務時代と同じです。
かといって・・・
質素な生活をしているわけではなく、
子供の為には惜しみなく使いますし、
高級店にいかない事もありませんが、
スタッフとたまにガヤガヤいく程度で、
いくら儲かっていたとしても、
波が大きい業種ですから、
落ち着かないのです。
なぜなら・・・
商売繁盛はいい事だと思いますが、
リスクを取って独立して、
利益を追求している目的は、
贅沢する事ではないからです。
昔・・・
銀座の高級クラブで、
ウエイターの仕事をした事がありますが、
毎晩のように一人で通ってくる社長さんは、
心が病んでいるように感じたし、
慢心してると思うのです。
つまり・・・
たまの息抜きならいいと思いますが、
お金を使えば使うほど、
抜けらなくなる世界もあって、
費用対効果を考える経営者だからこそ、
元は絶対に取れない場所だから、
レールに乗ってしまうのです。
要は・・・
たった一度しかない人生ですから、
欲望のレールにキッチリ乗せられて、
突っ走るのも幸せなのかも知れませんが、
もし突然業績が悪くなった時、
スパッと切れればいいのですが、
それが完璧にできる人というのは、
最初からレールに乗らないのです。
(夏休みの為、暫くの間ブログはお休みします。)