中国の・・・
不動産バブルが弾けて、失業率が高く不景気だそうですが、
庶民的な飲食店が、すごい勢いで急成長しているとの事で、
飲食もファッションも節約志向が強いらしいのです。
それで・・・
SNSでも、節約自慢を投稿する若者が増えているとの事で、
バブル崩壊後の日本と似ているわけで、当時の日本同様に、
これからデフレスパイラルに陥ると思うわけです。
いや~・・・
バブル全盛期の20代前半は、いつもブランド物を着ていて、
バブルが弾け、景気がいきなり悪くはなりませんでしたが、
真綿で首を絞めるように徐々に悪化したわけです。
そして・・・
30代になって、消費税導入をきっかけに個人消費が低迷し、
35で最初の不動産会社に就職したのですが、20代のように、
ブランド物が買えるような状況ではなくなりました。
その後・・・
大手牛丼チェーンが、牛丼の値下げ合戦を始めたわけで、
牛丼1杯200円と、マックでハンバーガーが70円で売られ、
スーパーで焼きそばUFOが100円で買えたのです。
なので・・・
朝食は家で食べて、昼食はマックのバーガーを2個食べて、
仕事帰りに吉野家に寄って、200円の牛丼(並)を食べて、
1日に使うお金は400円でお釣りがきたわけです。
それを・・・
会社の同僚に自慢したり、全身ユニクロのファッションが、
意外とイケてる事に気付いたり、今の中国のような感じで、
40頃まで我々の世代も節約志向があったわけです。
つまり・・・
節約自体恥ずかしい事ではなく、節約するなら今のうちで、
仕事を失い、お金が本当になくなってからの節約は惨めで、
稼いでいるからこそ、たまに食べる牛丼が美味しいわけで、
本当にお金がない時のカップラーメンはマズいです。
要は・・・
SNSに節約自慢を投稿している、中国の若者は稼いでいて、
節約を楽しんでいると思うわけで、楽しむ節約はOKですが、
いよいよ貯金が底をつき、絨毯の下から出てきた100円で、
袋のインスタントラーメンを買い、カセットコンロで煮て、
1人で食べるラーメンは美味しくないと思うのです。